HOME > 住宅コラム
こんにちは。「アロマ大好き♡児玉三由(こだまみゆき)」です。
この夏はマスクをつける場面が多くなりましたね。
暑さや圧迫感といった「不快感」を感じると、積もり積もってそれがストレスになってきます。そんな時はアロマの香りが和らげてくれますよ。
天然の精油にはそれ自体に緩やかな抗菌作用がありますし、何より嗅覚は脳の本能部分に直接働きかけるので、心地よいと感じる香りを嗅ぐとストレスが軽くなることが脳科学的にも分かっています。
脳が喜ぶ、天然アロマのマスクスプレー、作り方は③回目を参考に、ぜひ取り入れてみてください。
香りの種類は③の虫よけブレンドでも、前回のミントブレンドでも、
もちろん初回のラベンダーやオレンジでも大丈夫です。その時々によって、ルームスプレーになったり、マスクスプレーになったり、色々な用途に使えるのがアロマのいいところです♡
アロマテラピー(芳香療法)として、精油を選ぶときにはやはり品質はとても大切。
専門店での購入が理想ですが、そうでなくても極端に安いものは
合成香料が混じっている場合があるので注意してくださいね。
そして、最終回はもう一つご紹介したい、簡単、安心、万能アイテムがあります。
一本で何役にもなる、子育て中の味方、それは「ハーブウォーター」です。
「ラベンダーウォーター」や「ローズウォーター」と言えば、
知ってる!という方もいらっしゃるかもしれません。
植物を水蒸気蒸留したときに、香りの「脂溶性」成分は精油として、
「水溶性成分」はハーブウォーターとしてとれます。
ハーブウォーターは精油ほど成分が濃縮されていないので、
薄めずそのまま使うことができ、海外では主にスキンケアに取り入れられています。
クレオパトラも愛したローズは、幸福感を高め、お肌にも女性の不調にもとてもいいのですが、
精油はとても高価(ローズ・オットーなら1mlで7,000円以上!)です。
が、ハーブウォーターなら天然のローズの香りに包まれながら、100mlで1,000円余りとかなりお手頃♪
・そのまま化粧水として。
コットンパックにすると、お肌のもちもち感をより感じることができます。
・緩やかな抗菌作用をいかし、赤ちゃんのおしりふき、あせもやよだれ負け予防にベビーローションとして。(赤ちゃんにはオーガニック、防腐剤無添加のものを選んでくださいね)
・うっかり日焼けで赤くほてったお肌や、思春期のニキビ肌にも。
注意点は、精油と違い長持ちしないこと。開封したら冷蔵庫に保管し、3か月くらいで使ってください。
万が一使い切れなかった場合は、早めにルームスプレーとして使いましょう。
ハーブウォーターはアロマのショップやサロン、オンラインショップなど、まだまだ入手先は限られていますが、植物の命をまるごと使うためにも、精油だけでなく、ハーブウォーターもぜひ暮らしに取り入れてみてくださいね。
《コラムニスト自己紹介》
Act Kie(アクトキエ)代表 児玉三由(こだまみゆき)
アロマテラピー講師 アロマ空間プロデューサー
「アロマとゆる食養で家族の健康管理」をテーマにした教室
「アロマ・ケアサロンひまわり」主宰
(公社)日本アロマ環境協会 資格認定教室
日本産精油アドバイザー 資格認定教室