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写真コラムも5回目になりましたが、今回は構図について話をしてみようかと思います。以前お話したアングルや明るさの調整(露出補正)などと同じく、知っておくだけで撮影する際の迷いを無くすことが出来ますので是非押さえておいて欲しい撮影テクニックの1つです。
きっと無意識に撮影している方もいるかと思いますので、撮影した写真を見ながら「これはどんな構図だろう?」と考えてみて下さい。そして今後の撮影に是非今回ご紹介する構図を意識して撮影してみて下さい。
美味しそうなスイーツ、かわいい小物、子供たちなど、撮影する時に「構図」について撮影していますか?
構図を意識するということは、メインで撮影する被写体(料理や人物など)が写真のどこに配置するかということなのですが、構図によって写真のバランスが良く見えるのでどうやって写真を撮影するか悩んでしまった際に、構図を意識して撮影すると簡単にオシャレな写真を撮影することが出来ます。
今回ご紹介する構図は、「日の丸構図」、「三分割構図」、「対角線構図」の3つです。他にも構図の種類はたくさんありますので、いくつか知っておくだけでも、撮影に活用出来ますよ。
では、この3つの構図について詳しく説明したいと思います。
こちらの写真は日の丸構図で撮影した写真です。
被写体を画面の中央に配置し撮影する方法です。子供を撮影する時などにオススメで、撮りたい被写体をしっかり伝えることが出来ます。
こちらの写真は三分割構図で撮影した写真です。
三分割構図とは、画面の縦横をそれどれ三分割して、その交点に当たる4点の位置に撮りたい被写体を配置して撮影する方法です。この写真の場合、左下の交点に当たる場所に子供たちを配置し、程よい余白を作りつつ菜の花と子供の写真を撮影しています。
こちらの写真は右上の交点の位置に水滴を配置し撮影しています。子供の撮影だけでなく、花の撮影やスイーツの撮影など、様々な撮影で活用出来る構図なので是非覚えておいて下さい。
こちらの写真は対角線構図で撮影した写真です。
画面の対角線上に被写体を配置して撮影する方法です。
対角線構図は斜めのラインを意識するだけでいいので、色々応用が利く構図です。この様な写真や並木道、電車の撮影などでも応用出来ます。
今回は構図についてご紹介しました。
写真を見ていると「この構図にも当てはまるし、この構図にも当てはまるなぁ」という様に、複数の構図が組み合わせて出来た写真もあります。写真は「絶対これが正しい!!」という正解はないので、深く考えず楽しく撮影することが良いかと思います。
これから春になると愛媛では梅、桜、菜の花など、たくさんのお花が咲き、撮影も楽しくなってきます♪
なかなか遠出はしにくいですが、お庭や道端で見つけたお花などもちょっと構図を意識するだけで、普段よりちょっとオシャレに撮れるかもしれません。是非試してみて下さい。
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《毎日の想い出を残そう》 ~カメラを構えた自分が動く!〜
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Atelier “Re:”(アトリエアールイー) フォトグラファー 森 里実
「家族のなにげない日常を”写真”に残し、特別な思い出にするために」をコンセプトに、道後のアトリエでニューボーンフォト、ファミリーフォト、ケーキスマッシュ、思い出の場所でのロケーションフォトを行っています。
Instagram:https://www.instagram.com/atelier_re_photo