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“ごはんの友”といえば、炊きたてホカホカの白いごはんがどんどん進むおかずやふりかけの代名詞的なフレーズとしてよく使われていますよね。
これ、実はれっきとした商標で、熊本県にあるフタバという会社が製造販売しているふりかけの商品名。
さらに「御飯の友」を最初に開発したのはなんと薬剤師さんで、大正時代に日本人のカルシウムが不足していたことから、魚の骨を粉にしてごはんにかけるという発想から生まれたんだそうです。(Wikipediaより)
知りませんでした…
それはさておき。
常備しておくと何かと役立つのがふりかけ。
お弁当の彩り、おにぎりの味付け、おかずがちょっと足りないときも、ふりかけさえあればごはんがどんどん食べられる。
子どもがごはんをなかなか食べてくれないときにも、好きなふりかけをかければ食べてくれたりします。
スーパーに行けば、おなじみのものからちょっとリッチなものまで、いろんな種類のふりかけがそろっていて、逆に選ぶのが大変だったりするほど。
いろいろ試してみたいというのもありますが、ときには手作りしてみるのはいかがでしょう?
添加物も保存料も何も入っていない手作りふりかけは、小さな子どもにも安心して食べさせてあげることができるし、普段は捨ててしまうものだったり、余って使い道に悩むものが立派な材料として活用できたり、いいことづくめ。
例えばお手軽に本格的な出汁がとれるだしパック。
普通は出汁を取り終わったら捨ててしまうところでしょうが、パックの中身を出して酒、醤油、みりんを加えて煎り付け、白ごまを加えれば立派なふりかけに早変わり。
2〜3パックの出汁ガラで、ごはん3〜5杯分くらいにはなると思います。
パックに入った切り身の魚を購入すると、1切れだけ中途半端に余ることもままあること。
これも酒と塩を振って1日冷蔵庫に置き、キッチンペーパーで水気を拭ってから酒で煎り付ければごはん3杯分くらいのふりかけに。
どれだけ水分を飛ばして仕上げるかにもよりますが、冷蔵庫で3〜5日くらいは日持ちしてくれます。
大根の葉っぱはさっと塩ゆでして水気を絞ったら細かく刻み、酒、醤油、みりんを加え、桜えび、もしくはちりめんじゃこと一緒に弱火でしっかり水分を飛ばしながら煎り付けます。
おむすびにしちゃえば野菜が苦手なお子さまにも食べてもらえるかと。
他にもヒジキやたらこ、干し海老、卵とか、いろいろな素材でふりかけづくりが楽しめます。
愛情たっぷりの手作りふりかけ。
家族や大切な人に食べてもらいたいですよね。