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待ちに待った夏休み!早めに宿題を終わらせておきたいという思いは、親も子も同じですね。
そこで第5回目は、自由研究にもおすすめ!もしもの時に役立つ写真についてお伝えします。
9月1日の防災の日に向けて、ご家族で話し合うきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
■家族写真も防災リュックへ
防災グッズとして、非常食の準備をしている家庭はあっても、そこに家族写真も入れている家庭は少ないのではないでしょうか。しかし、もしもの時にも写真はとても役立つのです。
例えば、避難先を話し合っていたとしても、発生する時間帯や被害状況によって、あらかじめ決めておいたところに家族全員がたどり着けるとは限りません。そんな時、家族写真を持っていれば、避難所の中でも写真を見せながら尋ねることで、見つけやすくなります。また飼っているペットの写真も、特徴がよくわかるものがあると安心です。2001年の芸予地震の際、わが家でも当時飼っていた犬が揺れに驚き、普段では考えられないような隙間から逃げてしまったということがありました。幸いすぐに発見することができましたが、パニックになり行方不明になってしまうわんちゃん、ねこちゃんの数は多いそうです。
■夏休みの自由研究にやってみよう!
写真は、特に小学生以下のお子さんがいる家庭では、危険を明確に見える化することにも使えます。自宅から避難所までの経路を写真に収めながら歩き、考えられる危険を記したオリジナルのハザードマップを作っておけば、いつでも見返すことができ、そのたびに防災に対する認識を家族間で共有することができます。家族写真と一緒に1冊の小さなポケットアルバムにまとめて、防災グッズのひとつとして準備してみてはいかがでしょうか?
■パパ、ママはデータとしてスマホに!でも・・・
防災グッズとしての写真は、スマホの中にデータを保存しておくのもいいですね。フォルダ分けし、すぐに見られるようにしておけば安心です。一方で、普段から撮影した写真をデータのみで保存している方は注意が必要です。スマホに限らず、パソコンやSDカードなどの記録メディアにも言えることですが、水濡れや破損によりデータが見られなくなることが考えられるからです。経年劣化や静電気によるデータの消失なども起こり得ます。クラウドに保存したり、紙焼き写真にしたりすることで、大切な思い出を様々な形でのこしておくことも、防災準備のひとつなのです。
【自己紹介】
CROPDAYS 岡部可奈
アドラー心理学勇気づけコンサルタント、スクラップブッキング講師として、毎日頑張っているママを応援しています。
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