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普段スマホで何気なく撮っている写真。実は思い出や記録をのこす以外にも、日々の生活のなかで大変役立つ使い方があります。
第2回目は子どもと一緒に楽しみながら、おうちが片付く写真活用術をお伝えします。
■子どもが持ち帰る作品、どうしてる?
子育て世代がこの時期、整理収納に困るもの!それは子どもが持ち帰る作品ではないでしょうか?
子どもが一生懸命作り、幼稚園・保育園の先生がきちんとまとめて、学年末にもたせてくれる作品集。
すぐに処分してしまうのは忍びない…。かと言って、取っておくのもかなり場所を取るものです。まして、きょうだいがいれば、その分作品の数も多くなり、毎年毎年増えていく…。収納がたくさんあるおうちでも、頭を悩ませる問題です。
そういう時は、作品を写真に撮り、フォトブックを作るのがおすすめ!
世界にたった一つの作品集になりますよ。作品だけでなく、その作品を持った子どもの写真も一緒に収めると、子どもの成長もよくわかります。
また、手作りアルバム派の方には、作品の写真を飾りの一部として使用することをおすすめします!
時が経っても色鮮やかに思い出がのこせますよ。
■子ども自身にまかせてみるとオモシロイ!
子どもが持ち帰る作品の中でも特にママが困るのが、廃材で作ったものではないでしょうか?
わが家も、子どもが小さい頃は、外で遊べない雨の日に幼稚園で作って帰ってきたプリンカップと空箱のロボットやチラシを巻いた剣がリビングの一角に山積みになっていました。
もう遊んでいないから…と処分しようとしても、子どもから激しい抵抗にあい、処分できずに増えていく一方でした。
そういう時も写真です!「写真に撮ってのこそうね」と伝え、子ども本人に写真を撮ってもらってみてください。スマホの場合は、作品だけのフォルダを作り、そこに写真を入れていってくださいね。
そうすると、特別感が出て、子どもにとって作品をつくることが、家に持ち帰って終わりではなく、撮影するところまで楽しくおこなえます。
余裕があれば、写真をプリントして子どもに渡します。すると子どもはトレーディングカードを集める感覚で楽しみながら片付けできるようになります。
■自宅をカメラで撮影してみる。
写真を片付けに活かすことは、大人にもおすすめです。
少し勇気のいることかもしれませんが、自宅の写真をスマホで撮ってみてください。
その写真を見て違和感を覚えるところはありませんか?
写真というツールを使用し、客観的に自宅を見ることで現状を把握しやすくなり、片付けへの動機づけができます。
特に最近はなんでもスマホで情報を得ることができます。片付けやインテリアについて発信しているインスタグラムも多いので、それらを参考に自宅の改善点を考えてみるのもいいですね。
その際、写真を見比べて、雑然としているわが家に落ち込む必要はありません。人は注目した行動を増やしていくので、たとえ1㎜でも変化したことに目を向けてみてくださいね。
【自己紹介】
CROPDAYS 岡部可奈
アドラー心理学勇気づけコンサルタント、スクラップブッキング講師として、
毎日頑張っているママを応援しています。