HOME > 住宅コラム
デジタルカメラやスマートフォンが普及し、フイルム時代と比べて手軽に写真を
撮影できるようになりました。一方で、データとして保存できるがゆえに、
印刷する機会は減少しています。
しかし、写真をプリントし飾ったり、アルバムに遺したりしていくことは
とてもいい心理的効果があるのです。
第1回目は子どもの自尊感情を育む写真の活用術をお伝えします。
■写真と自尊感情の関係
想像してみてください。あなたは今アメリカ人の友人のお宅にいます。
リビングの棚の上や壁には何が見えますか?
そう、写真。
映画やドラマを見ていても、欧米のお宅には、子どもの写真や家族写真がたくさん
並んでいますね!実はこれ、子どもの自尊感情とも大きく関係しているのです。
内閣府の調査では「自分自身に満足している」と回答した若者の割合が45.1%にとどまった
日本に対し、アメリカでは86.9%もあったそうです。
■写真で心の安心基地をつくろう!
子どもの自尊感情は大人から見守られ尊重されることで高まります。親が飾ってくれた
写真を見ることで
「わたし(ぼく)に、注目してくれている!わたし(ぼく)は、大切にされている!」という
気持ちが育まれ、家族の愛情を実感することで情緒が安定し、
自然と心が勇気づけられていくのです。
アドラー心理学でも、自分以外の他者を仲間とみなし、その中に自分の居場所がある
ということを実感できるかどうかは、精神的な健康のバロメーターである
と言われています。
つまり、写真を飾ることで、子どもは簡単に心の安心基地を
実感できるようになるのです!安心できる場所があるからこそ、
外で思いっきりチャレンジできる勇気をもてるようになるのですね。
■飾る場所は断然リビング!
効果的に写真を飾るには、家族が集まるリビングがおすすめ!目に入るたびに
心が勇気づけられます。加えて、ほかの家族も自分の写真を見てくれている
という安心感が生まれます。
/わが家でもリビングの飾り棚に飾っています\
また、飾られた写真を見て、撮影した時のことを思い出し心が温まったり、
家族間で会話が弾んだりすることもありますね。ぜひこの機会に
お気に入りの1枚をよく見えるところにかざってみてください。
【自己紹介】
CROPDAYS 岡部可奈
アドラー心理学勇気づけコンサルタント、
スクラップブッキング講師として、
毎日頑張っているママを応援しています。
ブログ https://ameblo.jp/cropdays358
インスタ https://www.instagram.com/cropdays_kana/