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ベビーサインという言葉を聞いたことはありますか?
ベビーサインとは、まだ言葉をうまく話せない赤ちゃんと手話やジェスチャーを使ってコミュニケーションをとる育児方法です。
「ベビーサインってなんだろう??」「赤ちゃんが手話で会話なんてできるの?」と思われた方も多いと思いますが、そんな方も実はベビーサインだと気が付かずに、ベビーサインで赤ちゃんとコミュニケーションを取っているのです。
例えば「バイバイ」
1歳前くらいになるといつの間にかできるようになっていると思います。
なぜできるようになるのでしょうか?
それは、パパやママ、おじいちゃんおばあちゃんなど周りの人がみんな『バイバイ』って言いながら手を振っているからです。
赤ちゃんはそれをちゃんと見ていて覚えて、手を動かすようになるのです。
手を横に振るこの動きには、ちゃんと「さようなら」という意味がありますよね?
手の動きに言葉の意味がちゃんとあって、それを赤ちゃんがしてくれるから「ベビーサイン」なのです。
両方の手のひらを合わせて前に差し出す「ちょうだい」のジェスチャーや、腕も前に伸ばす「抱っこ」も、立派なベビーサインなのです。
ベビーサインがあれば、お腹がすいたら【食べる】のサインで「お腹すいたよ」って教えてくれます。
のどが乾いたら【飲む]のサイン、絵本を読んで欲しくなったら【絵本】のサイン、
お家に帰りたくなったら[おうち】のサイン。
いろんなシーンでベビーサインを使って、気持ちを伝えてくれるのです。
お食事中にほっぺを軽くたたく【おいしい】のサインです。
そしてパパも【おいしい】よねーと、パパのほっぺをぽんぽん。
思わずパパも笑顔になります。
お家でのお食事タイムに笑顔が広がりますね。
【大好き】のサインです。
こんな風にされたら、ぎゅーっと抱きしめたくなりませんか?
まだ上手におしゃべりができない小さなお子様やお孫さんがいる方、これからパパ・ママになる方、そしてこれからおじいちゃんおばあちゃんになる方へおすすめのベビーサイン。
ぜひ、ベビーサインでお子様やお孫さんとのコミュニケーションを楽しんで下さい。
おすすめのベビーサインをご紹介します。
【おうち】 両手でとんがった屋根を表す。
【食べる】 5本の指を使って食べ物を口に持っていく動作。
【飲む】 片手でコップを持って飲むしぐさ。
【おやつ】 片手のひらの上でもう一方の手の指を軽く曲げ回転させる。
【おふろ】 握った手を胸のあたりで上下に動かす。
【ありがとう】 投げキッスのように手を前に出す。
ベビーサインは語り掛けに手を添えることが基本です。
普段の生活の中で、いっぱい語り掛けながら手の動きも見せてあげてくださいね。
そうすれば、きっと小さくてかわいい手を使って、一生懸命お話しをしてくれるでしょう。