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撮る写真の「出来上がり」
どうやったらより「伝わるか」を想像して撮ってみる。
実践してみると、とっても楽しいですよ。
「余白写真」のすすめ
instagramや、LINEなどで写真を披露、共有する機会が増えました。
その分みなさん、写真に対する感度も上がり、写真に対する悩みも増えていませんか?
そこでお勧めしたいのが
ちょっと余白をととった「控えめ写真」です。
「余白」をとって被写体に物語性を出してみる、そこで一歩進んだ写真を演出しましょう!
演出した写真には一言コメントを添えるのが効果的です。
写真+言葉で完成する→SNS時代の新しい写真の在り方かな?と思います。
では余白写真にトライです。
迷ったらまず被写体を中央に置いてみましょう。
※ここで書かれているイメージは私個人の印象、もしくは持たせたい印象なので「感想」を押し付けるものではありません!
余白の取り方と、物の配置を変えるだけで連想されるイメージが全然違う事が分かっていただけたら嬉しいです。
レシピ:
中央に据えてみる
前後と上下の余白を大きく取る
この写真から連想されるイメージ:
旅の途中/どちらに行ってもいい/自由/悩み中…などなど
レシピ:
右下に置いてみる
地に足がついた状態
顔の前面と上の余白を大きく取る
この写真から連想されるイメージ:
決断/強い意志…などなど
レシピ:
左上に置いてみる
下の余白を大きくとって浮いたような状態に
顔の前面をフレームに近づける
後ろの余白を大きく取る
この写真から連想されるイメージ:
悩んでいるような場面を想像させる…などなど
レシピ:
<左下に置いてみる>
上の余白を大きくとって地に明日ついた状態に
顔の前面をフレームぎりぎりに寄せてみる
後ろの余白を大きく取る
この写真から連想されるイメージ:
進んできた道を感じさせる/壁を乗り越える…などなど
レシピ:
<右上に置いてみる>
下の余白を大きく取る/顔の前の余白を大きく取る
この写真から連想されるイメージ:
不安定/顔の全面が大きく空いているので開放感
ストーリー:目指した道を進んでいる/希望と意志を感じる
こういうセオリーをまとめたものを写真の世界では「構図」と言います。
「構図」ってなんだろう?と難しく考えなくても大丈夫。
少し知識が増えると色々楽しくなりますよ。
<トリミング>
大きく寄って撮ってインパクトを狙いたいんだ!という場合に
「トリミング」という方法があります。
これはスマホやパソコンなどを使って写真データを扱う際に画面の一部だけを切り出す加工のことを言います。
ドーンとインパクトを狙った写真を撮りたい場合、後からそのように加工する方法があります。
余白を活かした撮影をしておけば一枚の写真でたくさんの楽しみ方が出来るのです。
※プリントなどをして楽しむ場合、トリミング画像からは任意の大きさのプリントが難しい場合もあります。
トリミングする事を想定して撮影する場合は最大の画像サイズの設定を使用することをお勧めします!
<余白を使って加工をしてみよう!>
スマホのアプリで写真をデコレーションをして遊べるものも増えましたね。写真に「余白」があればこんな風に加工をして遊ぶ事も出来ます。
写真の楽しみはいくつかありますが
「加工」して「作品」や「思い出」を「作る」という方法も楽しみのひとつ。
ちょっとした工夫で写真は大きく変わりますよ。
ぜひぜひ、チャレンジしてみてくださいね。