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おうちと家族と写真のレシピ
日々心が動いたその瞬間。
その感動をそのままに写し取れたら素敵ではないですか?
そんな写真のレシピをひとつ、ふたつ。
撮る写真の「出来上がり」を想像して撮ってみる。
そしてそこから一歩進んで「出来上がり」をデザインしてみる。
写真を撮るときに大事なことはいくつかあります。
カメラ側の設定だったり、光の知識だったり。
でもどんなカメラでも、すぐに始められるのが「スタイリング」です。
わかりやすく言えば写真を「デザイン」すると言うことかもしれませんね。
今回はすぐにでも始められる写真のスタイリングについてお話いたします。
一番簡単に変えられるスタイリングは「背景」です。
同じひまわりが主役でも、背景が
「あったかい感じ」 「爽やかな感じ」
「明るく軽い感じ」
であるかによって印象が大きく違います。
色だけでなく「布」なのか「紙」なのか「板」なのか。そういった違いによっても写真に大きく差が出ます。
例えばお料理をたくさん撮る方でしたら、色や質感の違う布のバリエーションをお持ちになるといいかなと思います。
お料理写真を極めている方は、いつも素敵な写真を撮りますよね。
インスタグラムなどでおしゃれな投稿をする方にはカメラの技術だけではなく、
このような写真を作る「スタイリングの努力」を惜しまない方が多いです。
背景や布、下に敷く板を変えて撮影していますのでそのような目線で写真を研究してみてください。
では、少しの工夫で印象がどう違うかを実際見てみましょう。
下の写真は同じような光、同じような構成で周りに置いてある物を変えてみました。
チョコ菓子がしっとりと落ち着いた感じに見えるのは「ピンク」の装飾ではないでしょうか?周りに置くもの、下に敷くものによって被写体は大きく印象が変わるという事を感じていただけたら嬉しいです。
このテクニックを「写真作り」に応用してみるのはどうでしょう?
例えばおうちで写真を撮る時。
主役と似たような色の小物を使ってみたり、可愛い器に入れてみたり…
この写真の場合は背景に「ピンク色」の造花をあしらっています。
一番上のマカロンの色とリンクしてより愛らしい写真に仕上げました。
私はリボンや造花などをストックしているのですが、「写真作り」をする時に非常に約に立ちます。おうちにあるものを使って写真を「作って」撮ってみてはいかがでしょうか?
今日からでも始められる写真の上達法の一つです。
ぜひ実践してみてくださいね!