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デトックスをキーワードに今回お届けするコラムのテーマは・・・
新年度になってたまった書類の整理や、子どものお部屋やリビングなど生活環境が
変わって片づけなどに追われた方も多いかと思います。
または、何か変えたくて、春に向けて新しいことに向けてなど、
さまざまな理由で環境を変えてみた方も。
今回はデトックスを、みなさんが過ごすおうちの環境にスポットをあてて
お話をしていこうと思います。
「モノがあるということ」
みなさん、今のおうちにほしいものは何ですか?
どこで買いますか?
すぐに買いに行きますか?
100円ショップやネットショップなどで手軽に気軽に、こんなのほしかった!
っていう便利なモノや、さらにSNSでみるような素敵でセンスのいいものが
手に入りやすくなっていますよね。
家を素敵にするのも楽しくなります!
まぁ失敗しても100円だし、壊れにくくて長く使えるものが多いけれど、
使えなくなったらまた買えばいいし。
何かを買うという基準が以前とは変わっている方も多いのではないでしょうか。
では自分の今過ごしているお部屋を見渡してみてください。
スッキリ片付いていますか?
あー、あそこにモノが積んであるなぁ、あそこ片付けたいんだよなぁ。
ご飯を食べるたびに上にあるものをあちらからこちらに動かしているなぁ。。
どうでしょうか。
いつの間にか身の回りにモノがあふれてしまっていませんか?
まるでいつの間にか増えてしまう体重に似ています。
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いつの間にか自分の身の回りに集まってしまうモノには必要なものと、
そうでないものが混ざっていませんか?
おうちの中にあるものを片付け。
それは不要なものを処分するということで、デトックスなのです。
モノが溢れるということは、限界を超えているということ。
人間だと太ってしまいますよね。
けれども家だと限界を超えても場所を広げてしまうことができるので、
処分のタイミングを逃しがちで気がついたら家じゅうがちらかることになります。
身体という入れ物があるので、
太ると減らさなきゃと思えるのですが、家はどうでしょう。
モノに溢れるていると、運気も下がるといいます。
毎日ごちゃごちゃした家で過ごしていると、気持ちも落ち着きません。
住む環境にもデトックスが必要なのです。
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〈出す・分ける・減らす・しまう〉という片付け方を私はよくやります。
出す:棚や鉛筆立てなど片付けたい場所にあるものを全部出して何があるか見やすく
分ける:必要なものとそうでないものや、種類ごとに分ける
減らす:分けた中で要らないものを処分する
しまう:残ったものをしまう場所に戻す
棚の中身を全部出すことで、一気に片付けやすいですし、
一部分から始められるのでおすすめです。
また、これもよくやります。
▶一つ買うなら一つ処分する。処分してから買う。
▶買う前にちゃんと吟味する。
買うばかりで減らさないと増えるばかり。
一気に片付けるのは大変ですが、買うときにその分を減らせばすっきりした
身軽さを保てます。
私のお伝えしているデトックスはむやみに減らすことに重きを置くのではなく、
自分に何が必要で何が必要でないかを見極める力をつけることも大切にしています。
その時の欲求を満たすだけのモノではなくて、
本当に自分にとって必要なモノを選べるチカラは、
自分をご機嫌にすることにもつながり、人生も幸せにしていけるもの。
身体だけでなく、生活している環境もデトックスして心地よい環境に。
次回は食のデトックスについてお話させていただきます。
一般社団法人体力メンテナンス協会
バランスボールインストラクター・デトックスプランナー
三原奈美(Nami PARK)