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今回で最終回になりました。
お子様から大人まで楽しめる「おうち手芸時間」をご提案しています。
グッズデザイナー 福田真由美です。
今回は「刺繍」の手法を3種類ご紹介します。
*私はエコバッグにミモザを刺繍しました。
【 材料と使うもの 】
布(古着やフェルト等でもOK)、チャコペン、針、糸、はさみ
*あれば 刺繍糸、刺繍針、刺繍枠
【作り方】
1. 布にチャコペンで好きなイラストを描く。
2. 布に刺繍する。
*自分の描いたイラストにあわせ、好みの刺繍をする。
★お好きなイラストを描いて好みの色を使って世界に一つの作品をつくってみてください。
手提げバッグに刺繍してみたり、はぎれに刺繍して額にいれて飾るのもいいですね。愉しいおうち時間をすごせますように♪
【ミモザの雑学】
3月8日は何の日か知っていますか?
国際女性デーです。イタリアでは「フェスタ・デッラ・ドンナ(Festa della donna)」=『女性の日』と呼ばています。男性が全ての女性に感謝の気持ちをあらわす意味でミモザの花を贈るのだそうです。その日、女性は家事から解放され外で食事を楽しんだり外出を楽しむそうです。
1904年3月8日、アメリカ・ニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしました。
このデモがきっかけとなり、1910年にデンマーク・コペンハーゲンで行われた国際社会主義者会議において、3月8日を「女性の社会参加や地位向上などを訴える」記念日とするように提唱。1975年、国連によって『国際女性デー(International Women’s Day)』が定められました。ミモザが黄色い花であるため、イエローが国際女性デーのシンボルカラーになっています。
ミモザの花言葉をいくつか紹介します。
「感謝」イタリアで男性が女性に感謝の気持ちを込めてミモザを贈る風習に由来。
「秘かな恋、真実の愛」ネイティブ・アメリカンの男性が女性に告白する際、ミモザの花を贈ったことに由来。
「友」感謝や愛する気持ちを広義的にとらえ友情の意味をもつように。
「優雅、エレガント」小さな花が連なる花の様子から。
「思いやり、豊かな感受性」フランスのミモザの花言葉「sensibilite」(感覚・感性・思いやり)から。
これからの時期、お花屋さんや雑貨店で見かけることが増えるミモザ。
このような意味合いがあると思うと より親近感がわきますね。
今回で私のコラムは最終回です。
いままで読んで下さり、ありがとうございました。
お裁縫に苦手意識を持つ方や幼いお子さんにも愉しみながらチャレンジしてもらえるようなレシピ紹介を心がけました。
慌ただしく過ぎる毎日。お裁縫を通して 無心になったり、誰かのことを想いながら誰かのために時間を紡ぐきっかけになったら嬉しいです。
モノは溢れ、何でも買えば手に入る現代… 敢えてアナログな時を過ごすことで何か「心」の中に光るものが見えてくるかもしれません。
そんな風に縦に横に心と心を通わせ合うことで糸を紡ぎ、100年後にも「希望」という名の大きな1枚の布が世界を包んでいますように…
願って 私のコラムを終了します。
ありがとうございました。
●コラムニスト自己紹介
グッズデザイナー、針育講師 ゆずめろん。(福田真由美)
Instagram:@ yuzumeron.creative_factory