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はじめまして。
今月からコラムを担当させて頂きます福田真由美です。
松山市在住の1児の母です。
ゆずめろん。という名前で 主にお裁縫のお仕事をさせて頂いています。
私がお裁縫に出逢ったのは幼稚園の頃。
おばあちゃん子だった私は祖母がしていた針仕事に興味を持ちました。
「やってみたい」という4歳の私に「まだ早い」とか「針が危ない」とか言わず、
祖母がそっと見守りながらお裁縫をさせてくれました。
そのおかげで私にとって『お裁縫』は生涯になくてはならないものになっています。
大人になった今も針を持つ度に祖母とのやりとりを想い出し、
心に温かな光が灯るのです。
誰かを想い、時間を紡ぐ尊さを100年後にも繋ぎたくて針育(4歳から出来るお裁縫)
という活動をしています。
こちらのコラムではお子様から大人まで気軽に手芸を楽しんでいただけるおうち時間を
ご提案したいと思います。
これから半年間、どうぞよろしくお願いします。
【材料と使うもの】
フェルト(オレンジ、黒、紫、白等)、刺繍糸(オレンジ、黒、紫)、
好みの布、綿,りぼん(キャンディ用)、ひも、ハサミ、木工ボンド、
紙、ボールペン(鉛筆)、油性マジック、厚紙
1.フェルトでハロウィンのキャラクターをつくる。
・紙にボールペン(鉛筆)で好きなハロウィンの絵を描く。
・ 描いた絵を切り取ってフェルトにあてて型をとり、カットする。
カットしたフェルトに油性マジックで顔を描いたり、
小物(帽子やリボンの形のフェルト等)をボンドで貼り付ける。
・各キャラクターの上部にガーランドのひもに通す用の糸を付けておく。
2.刺繍糸でタッセルをつくる。
・作りたい長さ+1cmに厚紙をカットする。
・オレンジ、黒、紫の刺繍糸を3色あわせた状態で厚紙に20回程度巻きつける。
・巻きつけた厚紙を外す。
・上部のわの部分に糸(画像のB)を通し、ガーランドのひもに通す用の糸(画像のA)も一緒に通してタッセルの内側下で結ぶ。
・タッセルの裾をまっすぐ揃えてカットする。
・タッセルの上部(上から約1cmのところ)に糸を巻き付け縛る。
3.布・綿・リボンでキャンディをつくる。
・布の上に丸めた綿(なければティッシュでもOK)を載せる。
・綿をくるっと巻いて 両側をリボンで結ぶ。
・違う色の布でいくつか作っても可愛いです。
4.ガーランドのひも(画像は麻ひもを使用)を希望の長さにカットし、
ハロウィンのフェルト・タッセル・キャンディを好きな順番で通して 壁に飾る。
(画像はひもの両端をマスキングテープで壁に貼りました)
★材料は家にあるものを再利用してつくれます。
例:古着、プレゼントについていたリボンやひも等工夫して作ってみましょう♪
【ハロウィン雑学】
ハロウィンといえば カボチャが象徴的ですが,
発祥地であるアイルランドではカブを使うそうです。
ハロウィンがアメリカに伝わった際、アメリカではカブの生産量が少なく、
多く収穫されていたカボチャを使いました。
それが全世界に広がり「ハロウィン=かぼちゃ」が定着したそうです。
親子やファミリーで 手づくりガーランドをつくっておうち時間を愉しんでください。
自分でつくったらより愛着がわきますね♪
そして、お子さんが大人になった時「家族と一緒に作ったなぁ」と
温かな記憶が心の中によみがえることでしょう。
次回は クリスマスに向けて楽しめるおうち手芸時間をご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに♡
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●コラムニスト自己紹介
グッズデザイナー、針育講師 ゆずめろん。(福田真由美)
Instagram:@yuzumeron.creative_factory