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こんにちは。
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
トラストコーチング認定コーチ
アナウンサー
(FM愛媛「fine」パーソナリティー)
高橋真実子です。
今年のGW、何してました?長かった?短かった?
うちは、「長いっ!」と感じました。
実は諸事情があり、
私の実家が当てにできない状態だったのです。
夫の両親はもう他界しており
私の両親頼み!だったんですがそれも難しく・・・
小学校も休み。なんと保育園も10連休。
夫と私は仕事。
ひょーー!どうする?どうする?
どうする?と言ってもどうしようもないので
夫と私で何とかするしかない!
ということで、ほんと、綱渡りの10日間でした。
私の朝の生放送が終わって昼過ぎから夫にバトンタッチ。
夜中に私がまた仕事に出て行く・・そんな日々でした。
そんなゴールデンウィークの中でも
「どこかに連れて行ってあげなきゃ!」と
焦る気持ちもありながら、日帰りで高知へ行ってきました。
わんぱーくこうちと,蔦屋書店、あとは帰りにあそこにも寄って。。。
とにかく1日で沢山思い出を作ってあげなきゃ!
私のそんな焦る気持ちからか
まだ遊んでいる子供たちに
「早く次のところ行こう!」と、声をかけていました。
それはそれで楽しかったのですが
心のどこかに「はい!GWの思いで作り完了!」と
安堵する気持ちもありました。
長いGWが終わって、ふと「GW、なにが楽しかった?」と聞いてみると
子供たちは声をそろえて「公園でサッカーしたこと!」と答えました。
ええええーーー。公園でサッカー?
たしかに、たしか2時間ほど空いたし
天気もよかったので、近所の公園に行ってサッカーをしました。
そ、そ、そんなことが?え?なんで??
頭の中を「?」でいっぱいにしながら
「え?どうしてサッカーが一番楽しかったの?」と聞いてみました。
すると、8歳の娘が
「お母さんが楽しそうだったから!」と答えました。
続けて「お母さんが楽しそうだと、みーちゃんも嬉しいんだよね!」と。
この答えにハッとしました。
私は、「こうすれば楽しいでしょ!」
「ほら、連れて行ってあげたでしょ!」と
思い切り自分の価値観を子供に押し付けていました。
子供の「嬉しい」 と、
親の「こうしたら嬉しいでしょ」という押しつけは違う。
そんなことすら気がつかず
1人で空回りしていたような気もします。
そうだよね。
私も子供の頃、大好きなお母さんが嬉しそうにしていたら
分けも分からず自分も嬉しくなってたもん。
それからは「こうしてあげなきゃ!」というのを減らしています。
例えばお休みの日は「どこかに連れていかなきゃ!」と
思っていましたがそれもやめ。
「お母さん、本読みたいんだけど、一緒に読まない?」と
まずは自分のやりたい事で誘ってみるようにしました。
「うん、読む!」と言ってくれたらそれぞれ好きな本を読む。
「読まない!」と言ったら「お母さん、ちょっと本読むね。」と本を読み始める。
すると、娘も息子もそれぞれ好きな事をし始めます。
私と娘と息子、同じ部屋にいてそれぞれに違う事をしていますが
とてもとても穏やかな空気が流れています。
ああ、無理しなくて良いんだな。
「遊んであげなきゃ」と思っていたのは私だけで、
私が、「子供と向き合って遊んであげるお母さん」でいたかっただけなんだな。
ふっと肩の力が抜けました。
これから梅雨もやってきます。雨降りの休日。
以前なら「どうやって遊んであげよう」
「どうやって時間をつぶそう」と考えていました。
でも、ちょっと力を抜いて「私がどうやって楽しもうかな」と
考えてみるのも良いかもしれません。
こどもが一番好きなのは大好きなお母さんが
穏やかに楽しく笑っている事かもしれませんね。
【RNBコラムニスト】
マザーズコーチングスクール認定 シニアマザーズティーチャー/TCS認定コーチ
アナウンサー/こどもアナウンス発声協会指導者 高橋真実子