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はじめまして。
今月からコラムを担当させていただきます、高橋真実子です。
まずは簡単に自己紹介を・・。
8才女子(オトメ)と4才男子(ワルガキ)の母です。
仕事は、アナウンサーとしては20年以上。
お母さんが子供のために学ぶコミュニケーション講座「マザーズコーチング講座」
絵本を通じて自分をもっと好きになれる親子コーチング体験講座「ミラートーキング」
コーチングを体系立てて本格的に学んでみたいかたには「トラストコーチング講座」
こどもに小さな成功体験と、声を出す楽しさを・・「キッズアナウンス講座」
など、様々な講座も開講しています。
長女は4か月から、長男は11か月から保育園に預けました。
仕事と子育てを両立しているママ・・・を目指しましたが、
結果、私の体が壊れました。
1年間で10キロ痩せ(今はすっかり戻ってしまった・・)
体も心も疲れ果てていました。
そんな時、「マザーズコーチング講座」を受講しました。
マザーズコーチング講座は、お母さん(お父さん)が
こどものために学ぶコミュニケーション講座です。
私はマザーズコーチングを知って、
いつも出来ているとは限らないけれど
こどもたちに安心感を与えることができる関りも知ったし
子育ても仕事も完璧じゃなくても私の心は穏やかだし
何よりも、こどもたちの笑い声が増えました。
このコラムでは、そんな関わりのヒントとなるようなことも
ちりばめていけたらと思っています。
初回はこちらの質問を。
「今日、何ができたら母として(父として)自分に「イイネ」をあげられますか?」
おうちは一番ほっとできる場所ですが、
ほっとするためには、たくさんの家事と、名もない家事をやらないといけません。
例えば「食器を洗う」というのが「家事」なら、そこには
・古くなったスポンジを替える
・食器用洗剤を詰め替える
・洗い終わったお皿を拭く(食洗器が欲しい!)
・お皿を片付ける
・周りに飛び散った水を拭く
・水を拭いた布巾を干す
・・・こんな「名もない家事」が存在します。
ほんと、キリがないくらい、やることはたくさん!!
たくさんの家事と名もない家事、お母さんだから
「やって当たり前」「できて当たり前」だと思っていませんか?
私は思っていました。
ご飯を作って、こどもたちをお風呂に入れて、一緒に遊んで、
こどもたちを寝かして、それから後片付けして・・・。
出来て当たり前、出来ていないとつい自分を責めてしまっていました。
すごくしんどかったです。
でも、少しだけ視点を変えてみませんか?
「出来なかったこと」、よりも「出来たこと」、
に目を向けるだけで気持ちが変わるかもしれません。
「視点を変える、視点を増やす」
というのも、コーチングのひとつなんですよ。
で、上の質問。
「今日、何ができたら母として(父として)自分に「イイネ」をあげられますか?」
減点法ではなく、加点法で考えてみてくださいね。
ちなみに、ある日の私の
「今日何ができたら母として自分にイイネをあげられるか?」は
・こどもたち二人の寝顔を見たら、イイネ!
・味噌汁を作れたら、超イイネ!
・1回でもこどもたちと一緒に笑えたらイイネ! でした。
あとのおかずは手抜きでも、
「味噌汁作った私、超イイネ!!ちゃんと作ったね!やったね!」と
自分で自分を褒めてあげました。
想像以上に、私が喜んでいるのを感じました。
人の脳って、人から褒められたのか自分で褒めたのか区別がつかないそうなんです。
人が褒めてくれないんだったら、自分で自分を褒めちゃおうぜ!
自分で自分を褒めて、喜んじゃおうぜ!
そんなご提案です。
うちは朝食はだいたいパンなのですが、食パンを焼く1,2分の間に、考えて
付箋にぱぱっとメモしています。そして冷蔵庫に貼っておきます。
そして夜寝る前に「今日も頑張ったな、自分にイイネ!!」と
ニヤニヤしながら眠りにつけますよ、きっと。
よかったら試してみてくださいね。
【RNBコラムニスト】
マザーズコーチングスクール認定 シニアマザーズティーチャー/TCS認定コーチ
アナウンサー/こどもアナウンス発声協会指導者 高橋真実子