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キッチンの道具だったり器だったり家具だったり。
暮らしにまつわるモノを選ぶとき、2通り3通りに使えるかを考えて購入します。
モノも人も活かし方で如何様にも輝くと思うのです。
使い方・使う場所・誰と使うか、そんなことを想いながらのモノ選びは楽しい時間です。
そして、そんな風に選んだモノは、きっといつまでも自分のそばに居て落ち着くモノに
なると思うのです。
例えば家具。
チェストやオープンラックは、使い方はいろいろです。
収納としてももちろん、お部屋の間仕切としても使えます。
リビングとダイニングの間仕切として。
ご寝室の間仕切として。
家族の気配を感じながらも、仕切ることにより落ち着く空間がうまれる。
会話の通る空間にしておくと、家族や集う人たちとの団欒は確保できる。
壁をつくるのではないから、将来的にお部屋を広々とつかうことが出来る
その時々の家族構成や生活リズムに合わせた空間の使い方が出来るのがオススメです。
そして、リビングテーブル。
ソファの前には長方形のセンターテーブルというのが一般的でした。
それもメリットは大いにあります。
ただ、ソファの前はゆったり広々余白を残しておきたい・・・というご家庭には
ソファの前で使えたり
玄関関でもお花代やモノ置きに使えたり
ベッドサイドに置いて目覚まし時計や携帯を置いたり
テラスでバーベキューの際にはグラスを置いたりおつまみを置いたり。
そんな風に多用途に使えるスクエア台って、重宝するなーと実感します。
こんな風に、ずっとずっと大切に使っていきたいモノほど、
用途により色んな表情を見せてくれたらうれしいもの。
家具を育てるのって、子育てと同じだなと日々感じます。
子どもたちには、どんな場所や環境でも
自分の居場所や立ち位置を見つけて
その場その場で自分のいい部分を存分に出し切れる人になってほしい。
暮らしの中で使う家具も、存分に活かしていきたいと、そう思うのです。
【RNBコラムニスト】
インスタグラム mika___lien