【親子でコミュニケーション】ふれあい遊び

アタッチメントの大切さはお伝えしましたが、

アタッチメントはベビーマッサージやチャイルドマッサージのような

特別な時間だけでなく、普段の遊びの中でも形成されます。

子どもは親とふれあうことで安心します。親子のふれあい遊びは、子どもにとって他者に心を開き、信頼できるようになるために必要な体験です。
大好きなパパやママと肌と肌をふれ合わせたり、抱っこしてほしいと思ったときに抱っこしてもらえた安心感や幸福感は、大人になってからでは取り戻せません。

お子様が小さい時期に、親子でのふれあい遊びをたっぷり楽しんでください。

ふれあい遊びで、おすすめなのがこちょこちょ遊び。

「いっぽんばし」の歌は、皆さん知っているのではないでしょうか？

とても単純なお歌遊びですが、もうすぐこちょこちょされるとわかっているお子様は、期待に胸を膨らませ、こそばされた時の喜びが倍増♪

声を出して笑ってくれますよね。

大きなお子様向けだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、まだねんね時期の赤ちゃんでも、この遊びが大好きです。

またくすぐった際に笑うことも一つの指標。信頼した人でないとくすぐったがらないため、スキンシップが足りていることの判断の目安になります。

歩くのが上手になってきたら「ロボット歩き」がおすすめ。

お子様をママの足の甲の上に立たせ、動く方向はお子様に決めてもらい、ママはその指示通りに歩きます。

たまにはお子さまの言いなりに動いてあげると、子どもの自尊心が育まれ、親子の絆も深まります。

お風呂の時間だってふれあいタイムです。

スポンジやタオルを使わずに、手のひらで石鹸を泡立てて、体を撫でながら洗ってみましょう。スキンシップの効果もありますし、手のひらで肌のちょっとした変化に気づくこともできます。親子で背中を洗いっこするのもいいですよね。

今回はふれあい遊び歌をご紹介します。

小さな赤ちゃんから幼稚園児さんまで、みんな喜んでくれる楽しいふれあい遊びです。

 「おべんとうばこのうた」に合わせて、お子様の体をたくさん触ってあげましょう。

♪これっくらいの【ママの両手でお子様の頭から腕をなでる】

♪おべんとばこに【胸からおなかを通り足先までなでる】

♪おにぎりおにぎりちょいとつめて【お子様の頭と顔を優しくにぎにぎ】

♪きざみしょうがに【おなかをきざむように軽くたたく】

♪ごましおふって【おなかをくすぐる】

♪にんじんさん さくらんぼさん【お子様の両足首を持ち、お膝をゆっくりお腹のあたりに寄せていき「さん」で戻す】

♪しいたけさん ごぼうさん【赤ちゃんの両手を持ち、胸の上で「とんとん」と手を合わせ、「さん」で腕を開く】

♪あなのあいたれんこんさん【手の平全体を使って、おへその周りを歌に合わせて時計回りに２回動かす】

♪すじのとおった【胸のあたりでハートを描くように手を動かす】

♪ふ～き【おでこにふ～っと息を吹きかける】

ぜひお試しください。