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前回は「ベビーマッサージ」についてお話ししました。
ベビーマッサージは、基本的にねんねからハイハイ時期の赤ちゃんへ施すものです。
しっかり歩き始めたら、もうマッサージは卒業??と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はそんなことはありません。
例えば上のお子さん達は、ママが赤ちゃんのお世話ばかりしていると寂しくなったりしてわがままを言ったり、逆に我慢をしていたりすることもあると思います。
そんな時に、チャイルドマッサージをしてあげてください。
その時間だけは、ママと自分だけの時間なのだと思えるだけで、お子様は嬉しいでしょう。
兄弟のいないお子様でも同様です。しっかりと自分だけを見つめながら、話しかけてくれて、触れてくれる。そんな時間がお子様にとっても嬉しい時間となるでしょう。
ママに触れられる気持ちよさを知っている子は、自らマッサージを求めます。
そして、その心地よさを感じながら眠ってしまう子も少なくありません。
お子様がやって欲しいと思うのであれば。ふれあいがまだまだ大切だと思うのなら。
いくつになってもしてあげていいのです。
ここで、ベビーマッサージとチャイルドマッサージの違いを少し説明します。
ベビーマッサージは、体の中枢から末梢に向けて手を動かします。
チャイルドマッサージは逆で、末梢から中枢に向けて手を動かします。
寝てばかりいる赤ちゃんは、心臓に血液が集まりやすくなります。ですので、マッサージをして体全体へ血液を循環させるのですが、立つようになると、血液は足先や手の先へ自然に流れていきます。チャイルドマッサージは末梢から中枢、すなわち心臓に血液が戻るように手を動かすのです。
ベビーマッサージもチャイルドマッサージも手技よりも、お子様に触れてあげることが一番大切なので、あまり難しく考える必要はないのですが、この血液の流れのことを覚えておくと、自然とうまくマッサージができます。
今回は足のマッサージをご紹介します。
子どもは毎日元気に走り回ります。本人は気が付いてないけど、実は足も結構疲れている・・・なんて事もありますので、ぜひ試してみてくださいね!
① 内側から足首を支えるように持ち、足の外側をらせんを描くように足首から太ももまで
包み込みように撫でていきます。
② 膝の上は押さないように包み込むようにくるくると撫でます。
③ 指を一本ずつつまんで、優しくくるくる回し、指先を少し強めに押します。
④ 足裏は、かかとから指先に向かって両手の親指に腹で交互にプッシュします。
足裏にはツボがたくさんありますので全体をしっかりとプッシュしましょう。
夜、寝る前に今日の出来事の話などをしながら、マッサージタイムなんていかがですか?
そして、親子のふれあいタイムを楽しんでくださいね。