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赤ちゃんとのスキンシップといえば色々な方法がありますが、
最近「ベビーマッサージ」という言葉をよく耳にしませんか?
マッサージというと、“たたいたり揉みほぐしたりして、コリをほぐす”というイメージですが、赤ちゃんのマッサージはそれとは違います。
ベビーマッサージとは、赤ちゃんの肌を優しく撫でてあげることをいいます。
肌を撫でてあげることで皮膚が刺激され、血行が促進されます。
そして筋肉の発達も促します。
ベビーマッサージの効果はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ベビーマッサージは体の発達に良いだけではありません。
アタッチメントという言葉をご存知ですか?
アタッチメントとは発達心理学では「愛着の絆」と言われています。
赤ちゃんは生まれてすぐは、何もできません。そのため、自分が感じる不快感を泣くことで表現します。そんな時にパパやママにだっこしてもらったり、おっぱいやミルクをもらったり、おむつを替えてもらったり。その繰り返しの中で、パパやママへの信頼と安心感を得ることができます。
それがアタッチメント【愛着の絆】の第一歩となります。
乳幼児期にアタッチメントがしっかりと形成されたお子様は、
などの効果が期待できると言われています。
普段の暮らし、育児の中に赤ちゃんとパパやママの肌と肌のふれあうベビーマッサージをプラスすれば、アタッチメントはより形成されやすくなります。
ベビーマッサージをしながら、いっぱい話しかけて微笑んであげるだけで、赤ちゃんは幸せをいっぱい感じながら育つのです。
ベビーマッサージは全身行いますが、今回は赤ちゃんと最も目を合わせて行いやすい「胸」のマッサージをご紹介します。
胸の中央に両手を置き、胸部全体にハートを描くように流します。
ハートを2回から3回描いたら、肩から指先に向かい流します。
胸のマッサージは、赤ちゃんの呼吸を深め、情緒を安定させ、眠りが深くなる効果も期待されています。
ぜひ、お家の中で親子のコミュニケーション「ベビーマッサージ」をぜひ実践してみてくださいね。