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おうちでの生活を楽しく幸せにするお手伝いをするマサキデッキが、
今回お届けするコラムのテーマは・・・
「身体のデトックス」
身体にたまった要らないものを外に出すというイメージが皆さんの想像するデトックスなのではないでしょうか。
そもそも生活習慣や食生活に運動習慣が健康的であれば、肝臓や腎臓など排出する器官が老廃物や有害物質などを排出してくれます。
けれども今の生活環境では大気汚染や化学物質に添加物や農薬など、普段の生活をしているだけで有害物質が身体の中に入ってきてしまいます。
加えて乱れやすい食生活や生活習慣で身体の機能が正常に働かず、身体に負担になる物質とで不調を招いてしまう原因となることも。
こういった身体に溜まった老廃物や有害物質を外に出す「デトックス」は身体の本来の機能を取り戻すために行った方がいいものなのです。
(なのになぜデトックスが必要なのでしょうか?)
私たちデトックスプランナーが考えるデトックスは、必要なもの不必要なものを見極める力を身につけて、余計な依存などに気づいて手放せるようになる、ただ減らすことを目的としないで広い意味を踏まえたデトックスです。
人の身体を構成する細胞は、必要なエネルギーを得て機能を発揮し要らない老廃物を排出するということを繰り返していて、これがうまく働いていることでも健やかさや高いパフォーマンスを保つことができています。
けれども排出することを意外と見落としがちです。
「体内時計」
身体のデトックスを高めるためにそもそも身体に備わっている体内時計に生活の流れが沿っていることも大切。この流れに沿うことでもデトクッスを充分に引き出すことができるのです。
【主な体内時計】
4時~12時「排泄の時間」
午前中は老廃物を排除してリセットする時間です。朝から食べ過ぎたりエネルギーの高いものをとってしまうと、消化にエネルギーを取られてしまい排泄の力が落ちてしまいます。
12時~20時「栄養補給と消化」の時間
正午が消化能力が一番高く、栄養をしっかり摂取できる時間です。ただ、夜にかけて消化機能は落ちていくので寝る2-3時間前までに食事を終えておくのが理想です。
20時~4時「吸収と代謝」の時間
日中摂取した栄養を吸収しながら休息する時間です。お風呂などで身体を温めることで免疫力や代謝アップを促しましょう。
皆さん普段の生活を振り返ってみてどうですか。
意外と体内時計を無視しているなという方はここを整えるところから始めてもいいかもしれません。
「デトックスと水分摂取」
みなさん、普段どれくらい水分を取っていますか?
ちなみにこちらで必要水分量が計算できます(参考)
体重✖年齢別必要量(ml)=必要水分量
※年齢別必要量 30歳未満・・40ml 30~55歳・・35ml 56歳以上・・30ml
運動を行う日は、運動時間30分ごとに約350mlプラスしてください。
どうでしたか。必要量と普段の摂取量の差にはっとした方も多いのではないでしょうか。
年齢や体重によりますが、普通に生活をしていても排泄や呼吸などで1日に2.5Ⅼの水分が失われています。そして食事や体内で摂取できる水分は1.3Ⅼ。意識して水分摂取しないと1.2Ⅼの不足になってしまいます。
それならば!と、とにかくたくさん飲みたくなりますが、人が1度に吸収できる水分量は200~250㎖で、吸収しきれなかった水分は尿として体外に排出されてしまいます。のどの渇きを感じた時はすでに脱水がはじまっていますので、コップ一杯程度の水を1日6~8回に分けてこまめに飲むことがおすすめです。
水分摂取がなぜデトックスなのかというと、身体を構成する60%が水分であり、老廃物や有害物質を排出するのにも水分は必要で、さらにはその臓器も水分で構成されているので、身体に適切な量の水分があることは巡りや代謝の促進につながるからなのです。
皆さんの気になるところでお話をすると、細胞にも水分はもちろん必要なもの。スキンケアで外から十分に保湿されていると思いますが、実は内側の水分もきちんと満たしておくことも大事なのです。要らないものを排出するデトックスにつながりお肌の代謝アップにつながります。
「真の体力」
身体のデトックスを考えるとき、身体を構成する細胞の活動エネルギーにも注目です。
明らかな不調が見当たらないのに、身体がおもく心の滞りを感じるときは、細胞を機能させる動力の「真の体力」が不足していると私たちは考えています。
この「真の体力」が満たされることで、身体の機能がうまく働き身体のデトックスが高まるようになります。
この真の体力の基礎となるATPというエネルギー物質は細胞そのものを健やかに機能させ生命活動に必要で、細胞のミトコンドリアでつくられ酸素と栄養が必要です。
このATPを効率よく生産する方法がミトコンドリアの質と量を高めるとともに、酸素をたくさん取り入れることです。が強度が強すぎると身体をサビさせる活性酸素が多く発生してしまいます。「程よく息があがるくらい」の有酸素運動がちょうどよいのです。
年齢や性別、場所を問わず、足腰に負担が少なく行えるバランスボールは、有酸素運動として取り組みやすくおすすめです。
有酸素運動による体力メンテナンスは身体の細胞の持つ機能を高めて身体のデトックスに効果的なだけではなく、心や思考力・デトックスにつながる選択力などを養いますので、これまでお伝えしてきた6つのデトックスにつながっていきます。
以上6つのデトックスについて読んでくださりありがとうございました。
皆さんが自分らしく楽しめる人生を送れますように。
一般社団法人体力メンテナンス協会
デトックスプランナー
Nami PARK代表 三原奈美