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人生後半期に入り、自分のこれからを考えることが多くなった50代の水谷一美です。
私の人生、ポジションよりアクション。
常に自分のひらめきと衝動に突き動かされて、進んできた人生です。
そりゃあ、三歩進んで二歩下がることだってありました。
でもそれがあってこその、今。そんな自分もちょっと気に入っています。
私の今の職場は、民間の児童クラブです。
小学生が放課後から19時くらいまで過ごす場所。
長期休暇だと約11時間過ごす場所です。
学校でたくさん頑張ってきた後の放課後の時間、よく考えるとこどもって大人が思うより毎日頑張っているんです。
そこで、家でもなく学校でもなく、もう一つの居場所として放課後児童クラブは存在したいと思っています。
民間の児童クラブなので市内14校からこども達が集まって来ます。
学校で色々なことがあったときでも、また違うコミュニティがあることで救われたり、力が発揮できたりします。
児童クラブでなくてもいいのです。第3、第4の居場所で、そこでの自分が楽しめることが大事です。
さあ、では自分を楽しむには、どうすれば。
大人になって
「はい、楽しんで。ワクワクしてください。」
と言われても、戸惑いますよね。
こどもの時に、好きなことに没頭したり、やってみたいことを試したり、
喜んだりする経験があると自分のワクワクのツボがわかりやすい大人になります。
それができるとできないでは、人生の楽しさが100倍違います。
そのため、私は私にかかわる大切なこども達には、安心してワクワクの種をみつけて、育てていける
「安心できる時間、場所、空間、存在」
を保障したいと思ってかかわっています。
■時間…時間には限りがあります。
でもその中でどうその時間を確保するかを一緒に考え協力します。
■場所…その子にとって、安心安全な場所があること。
邪魔されないことも大事。自分で確保できる力がついて欲しいです。
■空間…温度、音、光、広さ、全て大切です。
■存在…好きなことや喜怒哀楽を一緒に共感してくれる人がいることが
その後のモチベーションに繋がります。
それは、親はもちろん、他の人でもいいのです。
だからいつも私がその子のそれでありたいと思っています。
これらが揃ったときに、こどものワクワクが力になります。
でも全て完璧に揃わないからダメだということではありません。
そして、一人で頑張る必要もないのです。
そのための、たくさんの居場所や、人がいるのです。
社会がそんな場所であることが大切です。
私は、「まず、ぐるり3mの人から。」で
始めは、私のぐるり3m以内にいる人にこの思いを寄せてきました。
年齢を重ねるにつれ、こども達も成長し、「ぐるり10m」「ぐるり50m」と徐々に広げています。
安心安全な心地よい居場所を見つけられる力が付くと、大人になってもその嗅覚は衰えません。
自分の好きを大切にして、人生を楽しんでいってほしいです。
次回6回目最終回のコラムでは、こども達を取り巻く社会に目を向け「だから面白い大人でいよう」をお届けします!お楽しみに!
大人もこどもも 遊び心が人生の彩り。楽しんでまいりましょ。
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水谷 一美(ひとみ)
松山市在住、幼稚園教諭から始まり、木のおもちゃ屋、キッズコーナーコーディネーター、講演「親子で遊んで育つオヤコジカン」、松山東雲女子大学講師、多機能学童保育広場すくっと(民間児童クラブ支援員・放課後児童育成支援師)