HOME > 住宅コラム
今年も残り1ヶ月ちょっと。
2015年にもし脂肪を溜めてしまったのなら、2016年に持ち越さないようにすこしでも意識をして動いてみてはいかがですか?
ただでさえ年末年始は食べたりお酒を楽しむ機会が多いですからね。。。
さて、今回は運動をする時に頑張ってくれている筋肉のお話を少ししたいと思います。
筋量は20歳くらいでピークを迎え、その後は加齢に伴って、落ちていきます。
落ち方としては、50歳あたりまでは緩やかですが、50歳を越えると急激にダウンするのです。
普通の生活をしていても、1年に1%くらいの割合で減少しますので、10年ではなんと10%の筋肉が身体から消えてなくなります。
身体の部位によって、減り具合は大きく異なるのですが、腕など上半身はほとんど変わらないのに対し、太ももの前やお腹の筋肉(腹筋)は著しく減っていくと言われています。
何より、
筋肉が減少すると、しっかり立ったり、歩いたりすることができなくなるので、筋肉量を落とさないということは元気に長生きするためにはとても重要なのです。
体重1kg当たり、若い頃は25g程度ついている筋肉が、お年寄りでは15gくらいまで落ちてしまうケースもあり、こうなると転倒しやすくなりますし、骨折などで一度寝たきりになると、さらに筋量が減って、そのまま要介護の状態になることも多いのです。
ちなみに、、、
体重1kg当たりの筋量が10gを切ると完全に歩けなくなります。
ただ、日々の運動をきちんと行っている方はお年寄りでも人によっては20gくらい保っている場合もありますし、筋量の個人差も年とともに大きくなります。
筋肉は貯金できません。
単発的にカラダを気を付けるのではなく、細く長く自分のカラダとむきあっていきましょう。
外は寒くなってきましたのでお家の中でも写真のような肩周りを動かすストレッチなどをして緊張する筋肉をほぐしたり、前回紹介させていただいたスクワットなど試してみたり…。
とにかく筋肉を動かし、カラダの中から暖めて元気に冬を乗り越えましょう。