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前回のコラムではロコモティブシンドロームについてお話させていただきました。
通称ロコモは大人の生活習慣病とおもわれがちですが、実は子どももロコモになる可能性がいっぱいあるのが現状です。
子どものロコモ
・しゃがめない
・腕がまっすぐ上がらない など
便利になった世の中、動く機会が減ったのは大人だけではないのです。ある運動器検診では何らかの運動器系機能不全が『約40%』!!の子どもにみられています。
子どものロコモの検査項目は
『足首』や『ひざ』などの運動器を見る
しゃがみ込み
『体幹』の硬さをチェックする体前屈
『手首』の動く範囲を調べるグーパー運動など5つの動きを見て運動器が正しく機能しているかを調べます。
その結果、下半身の硬さが表れるしゃがみ込みは
「かかとが浮いてしまう、後ろに倒れてしまう」子供が14%。
「グー、パー運動」は4人に1人が、手首が十分に反り返らない結果となり、
5項目のロコモ検査項目の結果、52.8%の生徒の運動器が十分に機能していないことがわかりました。
筋肉などが大人と同様に硬くなると子どもでもしゃがめなかったり、曲がらなくなったりするのです。
皆様のお子様は大丈夫ですか?
子どもの頃からのロコモ予防は、まさしく大切なのです。
日常生活の中で子どもたちの動きのバリエーション、多様性が減っていることが影響していると考えられています。
子どもも大人も動く習慣をつけることでロコモ予防になります。「動く」意識をすることで活動量があがりますので、シェイプアップにもつながりますね。