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「古着と創造の余白」

2025/08/12

こんにちは^^

イラスト・アニメーション作家であり、小学生の女の子のおかあちゃんのミナティです。

愛媛県を拠点に、女性向けのアートワークを手掛けながら、日々の暮らしや創作の間にある「余白」を大切にしています。

今回のテーマは

古着と創造の余白。

 

 


 

【ダル着から、自分に戻る瞬間】

制作が行き詰まったり、気持ちがぼんやりしているとき。

つい部屋着のまま過ごしてしまう日があります。

でも、ふと「服をちゃんと着よう」と思い立ち、

お気に入りの古着でスタイリングが決まった瞬間——

胸の奥がふっと高揚して、「あ、戻った」と感じることがあります。

服には、不思議なエネルギーがあります

自分を整え、気持ちを切り替え、

そして創作のモードへと引き上げてくれる。



 


 

【古着とわたし】

わたしの高校時代は、古着ブーム。

その頃から、メンズの古着を取り入れるスタイリングも好きでした。

大きめのシャツやジャケットを羽織ると、

自分の中の“別の感性”が目を覚ますような感覚があったのです。

また美大短大時代は、古着の町高円寺に寮があり

わたしはグラフィックデザイン科でしたが、服飾科の女の子と、2人1室の寮部屋の同室だったこともあり、服屋さんに一緒についき、セレクトショップや古着屋などのSHOPを回りました。

当時のわたしは画材を買うので精一杯で、服を買うお金は無く購入には至らなかったのですが、高円寺の古着屋には食材を買いに行くついでくらいの感覚で立ち寄っていました。

高円寺は独特の古着屋の店主さんやいい意味で異様な雰囲気。新品の服にはない古着の造形は、当時のわたしのデザイン課題制作のインスピレーションに繋がりました。

古着なのに新鮮に感じる矛盾したような感覚は、面白いものを作るぞー!!と気持ちが立ち上がってきたものです。

美術学生の色濃い記憶。古着屋に立ち寄ると「制作スイッチ」みたいなものをあの頃から今も感じています。

【憧れの古着屋で働いていた日々】

知識はなかったものの、好きな気持ちが高まり松山で80s vintageの古着屋で2年ほど働くことができました。

店内には、時代を超えてきたアメリカやヨーロッパの服がセレクトされ

オーナーが買い付けてきた古着は、ひとつひとつ痺れるほどカッコよくて、それぞれが静かに物語をまとっていました。

色あせた袖口、独特な色合い、当時の金具。

当時の製法、独特のステッチや服のパターン。デッドストックのタグ付きの眠り続けていた未使用のものなど。

 

わたしにとって心震えるかっこいい古着は fun&chic。一般的にイメージする古くて汚れたものではなく、ワクワクして楽しくて上品で落ち着いていて洗練されたものでした。

また、その頃からグループ展などに参加するようになり、絵を描く上で、vintage古着は創作の上で大事な存在になり、1枚の古着からテーマを貰うこともあるほど創作のトリガーでした。

 

 


 

【古着一つ一つのロマン】

古着屋には、同じものが二つとない“一点もの”が並んでいます。

だからこそ、ふと手に取った服が

まるで自分に静かに語ってるような瞬間があります。言葉に出来ない感覚のレイヤード。

胸の奥がふっと熱くなり、

指先から小さく震えが走るほどの幸福感に包まれる。

「見つけてしまった!」という高揚と、

これからその服と過ごす日々を想像してしまうワクワク。

その楽しさは、恋の始まりです。

一期一会。

新品の服にはない「時間の厚み」と「出会いの物語」。

それこそが、古着が放つ一番の魅力であり、ロマンだと思います。

 

 


 

【服がくれる、創造のきっかけ】

古着を選び、袖を通し、自分らしくスタイリングを整える。

その小さな行為は、外見だけでなく内面の輪郭もくっきりとさせてくれます。

そしてその輪郭の中に、また新しいアイデアや感覚が流れ込んでくる。

服はただの布ではなく、自分を再び創造モードに引き戻してくれる

小さな魔法のスイッチなのかもしれません。

 

 


 

次回は、また別の角度から「暮らしと創造の余白」について

お話できたらと思います。

ミナティ

 

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