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こんにちは!こころかふぇneroliです。
『暑さ寒さも彼岸まで』と言われるように、日一日と暑さが和らぐ時期となりました。
夏の蝉も終わりを告げ、秋の虫の声がどこからともなく聞こえています。
秋はもうすぐそこ。
そして私のコラムも今回が最終回。
最終回では、オイルマッサージの要《デコルテ》の
有効なマッサージ方法について書いてみようと思います。
《デコルテとは》
結婚式やパーティーなどで着るドレスは、首から胸元、肩口まで開いたものが多いですよね?
デコルテとはいわゆるドレスで見えている首から胸元・肩までの部分のことです。
デコルテエリアは皮膚が薄く、紫外線や乾燥などの外部環境に影響を受けやすいため、顔と同様にスキンケアが推奨されています。
また、デコルテ中心にある鎖骨の奥は身体中のリンパ液の玄関口でもあります。
リンパドレナージュの最後に必ず触れてほしいデトックスの要です。ホルモンの貯蔵庫にも近いことから、自律神経のくずれや愁訴に関わるツボも多く存在しています。
デコルテ全体をマッサージすると、身体全体のむくみを軽減し心身ともにリフレッシュ効果を得ることができるのです。
デコルテの有効なツボとマッサージ方法をお伝えします。
顔のむくみに効くツボ
天容(てんよう)
耳たぶのすぐ後ろあたりにあるくぼんだ部分のツボです。
缺盆(けつぼん)
欠盆ともいいます。鎖骨の上のくぼみの部分にあるツボです。
左右片方に頭を倒し(左から始めるなら右に頭を倒す)天容を人差し指と中指で小さな円を描くように3回ほど押し、そのまま缺盆まで指を下ろして欠盆で3回ほどプッシュを左右3セット行ないます。
その後鎖骨の上下に人差し指と中指を置き、中央から肩口までを軽擦します。
肩こりに効くツボ
肩井(けんせい)
首の付け根と肩の頂点が交わるへこみのある部分のツボです。
肩井を指3本の腹(指先)で指圧し、ゆっくり首を伸ばすように頭を回します。
次に胸の上あたりから脇、鎖骨の下の範囲を、四指を丸めて軽くグーの手にしてくるくるとマッサージします。
雲門(うんもん)中府(ちゅうふ)周栄(周栄)胸郷(きょうごう)というツボが並ぶ部分ですので、同時に刺激できます。この時肘を後ろに引くとさらに効果があります。
風邪に効くツボ
天突(てんとつ)
喉の中央、鎖骨の真ん中にある窪みに位置するツボです。ここを軽く押すことで、喉の痛みや咳の緩和に役立ちます。優しく指を当て、深呼吸をしながらゆっくりと押し込むことで、効果を感じやすくなります。
さらに肩こりで紹介した中府も咳を和らげ痰や鼻水の排出を助けてくれます。
実際に押してみて痛かったり張りが強い場合は、無理に押し続けると副反応で痛みが出ますので、最初はやさしく、徐々に気持ちよい程度の圧へ移行しましょう。
6回にわたり、アロマオイルや身体のツボ、マッサージ方法についてお伝えしてきましたがフォームの終わり
いかがだったでしょうか?
今は気軽にオイルや精油を手に取れ、ご家庭でのセルフケアも容易にできるようになりました。
とはいえ忙しい日々のご褒美タイムとして、
セラピストに身体をあずけてゆったりとオイルマッサージ施術…も選択していただけるとうれしいです。
みなさまが健康で日々明るくお過ごしいただけますよう願っております。
こころかふぇneroli