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第一印象は約7秒で決まってしまうと言われています。
第一印象が悪かったら、ずっとその印象が記憶にインプットされてしまうのはとても怖いですよね。
一度インプットされた印象はなかなかリセットされないとも言います。
実は、家の印象は来客が玄関に入った時、あるいは家に入る前には既に印象付けられているのを知っていますか。
家庭訪問の前に、さあ、自分の家の玄関を今一度見直してみませんか。
・玄関の前にある、植木鉢の植物は手入れされていますか?
・子どもたちのおもちゃやバケツ、サンダルなどが
無造作に置かれていたりしませんか?
・玄関ドア周りやエントランスは落ち葉やすなぼこりで汚れていませんか?
来客は玄関に入る前から、「このお宅の中はきっと散らかってるだろう。」と想像がつくはず。
では、印象を良くするためには何から手を付けたらいいでしょうか?
1、写真を撮って客観的に見てみること!
毎日生活している空間は、住人自身は見慣れてしまってどこが悪いのかさっぱり分かりません。
一度スマホで写真を撮ってみてください。
画像にすることで客観的にみられるのですね。
2、理想的な玄関をしっかりとイメージを作る!
お客様が来られても恥ずかしくない玄関にしたいですね。
できれば自分の好きなお花や観葉植物、絵画、季節感がわかる小物などを置いてみるのも良いでしょう。
そのためには、玄関には必要の無いものは置かないようにすることです。
シューズクローゼットが腰高から胸の高さの場合、モノが置かれやすいので要注意です!
無意識に「モノを置いてしまいがちな高さ」であることを頭において、その場所にはモノは置かないというルールを作り、家族全員が共有することが大事です。
3、一度玄関のスペースのモノを全て出してみる!
棚などの上、シューズボックスなど、一か所ずつでもいいので全てのモノを出して、玄関に必要なモノかどうかで分けていきましょう。
案外使っていないモノ方が多かったりします。
4、玄関に必要なモノだけを収納する!
シューズボックスの中に収納する際には、よく履いている靴とあまりはかない靴などの場所を考えながら配置します。
家族それぞれの身長も考慮してスペースを決めていきましょう。
5、シューズボックスの上にはディスプレイ
玄関の棚、シューズボックスの上を飾りたいという方は、できるだけ空間を広く開けることを意識して、ごちゃごちゃしないように飾るとスッキリとした印象になります。
ひとつ主役を決めるとまとまった印象になります。
季節感も取り入れ春らしいイメージでディスプレイをしてみませんか。
いつでもお客様が招ける玄関になること間違いなしですね。
おわりに
まずは現状を知るためにスマホで写真を撮ってみることから始めましょう。
いつもは見えていない問題点が見えてくることでしょう。
文: 整理収納アドバイザー 篠原さい子