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\防災の備蓄、なにを準備すればいいの?/
ここ1カ月、全国で地震が頻発しているので改めて防災や備蓄について考えている方も多いのではないでしょうか?
地震に限らずですが、自分が住んでいる地域じゃない所で災害が起こった際、
被災地だけではなく、被災していない地域でも物が不足する状況が発生します。
そのような状況になる可能性も含め、日頃から備蓄をしておくことは大切なこと。
でも、いざという時の為に備えておかなければいけないことを分かってはいるけど
何をどうやって備えればいいの?何がどれだけ必要?
お店でも様々な防災グッズが販売されていますが、
さて、我が家に適した防災&備蓄グッズはどれだろう?
備えの必要性を理解はしているけどどうすればいいかわからないという声をたくさん耳にします。
…そうですよね。
私も防災について学ぶまではそんな一人だったのでご安心を♪
今回は家庭での備蓄や防災バッグについておはなしします。
\家庭での備蓄&防災バッグの準備について/
ご家庭での備蓄や防災バッグの準備はまず
① 災害発生日当日
② 避難所に行く際に持ち出す防災バッグ
③ 在宅避難生活をするために必要な備蓄
このようなイメージで準備していきましょう。
\普段使っているママバッグを防災バッグにして持ち歩こう/
災害に合う時、自宅にいるとは限りません。
外出先で災害に合った際も1日はなんとかやり過ごせるよう、
カバンの中に防災ポーチを入れ普段使っているバッグを防災バッグに変身させちゃいましょう!!
子育て中のママのカバンの中にはおむつや着替え、子どもの水分やおやつ、
おもちゃ、母子手帳に保険証、絆創膏などお出かけグッズがたくさん入っていますよね。
子育て中のママに限らず、女性の場合だと普段から生理用品をポーチに入れて
持ち歩いている方も多いと思いますし今ならマスクやアルコールスプレー、
除菌シートなど衛生用品もカバンに入っている方も多いのではないでしょうか?
そこに+αでモバイルバッテリーやホイッスル、LEDライトや携帯トイレを入れておくと
外出時に被災し、帰宅が難しい場合もなんとか1日はやり過ごすことができる環境を作っておくことができます。
寒い季節の時にはカイロを入れておくこともオススメ。
これからの季節だと首掛けや小型の扇風機を持ち歩く方もいらっしゃると思うので、
自分にとって必要だと思うモノをカバンやポーチに入れておくだけで簡単に防災バッグになるので、
普段持ち歩いているものを見直してみていただければ嬉しいです♪
私自身は普段からカバンの中にペットボトル+小腹が空いた際に食べるお菓子を持ち歩いているのですが、
こちらもいざという時には役立つアイテムに早変わり。
お菓子はパウチタイプで衝撃を受けても割れたりしないもの、夏場なら溶けないお菓子がオススメです。
プロテインバーなどの栄養補助食品もいいですよ
\防災バッグは持ち運ぶことを考えて&季節毎に中身のチェックをしよう/
防災バッグは避難所に行くことになった時を想定したものを入れておきます。
私自身、防災に興味を持つまで防災リュックを作ってはいたものの何を準備していいか分からず
手探りで作っていましたし、実際作ったらそのまま(笑)
久しぶりに中をチェックすると賞味期限切れの非常食?!なんて経験されたことが
ある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
普段、遠出する際やお子さまの場合遠足などの機会がなければリュックを使わない方は
普段は防災バッグとして備えておき、使用時に中身の確認や入れ替え作業を行うのがオススメ☆
遠足なら1年に2~3回各シーズンにあるので季節や体形に合う服や
その時お子さまの好きなお菓子、遊び道具を入れて防災リュックを準備することができます。
また、お子さまが小さい間は保護者の方がバッグを持って移動することを想定して
中身を入れますが、お子さまがリュックを背負って移動できる年齢に
なっているようであれば各自の防災リュックを準備しておくのがベスト。
準備した防災リュックはすぐ持ち出せる場所に置いておきましょうね。
また小さなお子さまと一緒に避難する際はベビーカーは使用せず抱っこ(抱っこ紐)で移動、
歩けるお子さまの場合ははぐれないようハーネスやロープなどを防災バッグに結び付けて保護者と移動すると安心です。
\おうちでの備蓄は日頃から少し多めに備え分散備蓄をしておこう/
家庭での備蓄は飲食料品・生活用品も1週間分×家族分を準備しておきましょう。
大きな災害が発生した際はライフラインが断絶する可能性が高く、
また公的な支援物資は届くまで3日~1週間程度かかると言われています。
その為にも1週間分は備えをしていただきたいのですが、
せっかく準備していても地震が発生した場合、家具が転倒して
物が取り出せない?!という状況にならないよう、取り出しやすい場所に保管&分散備蓄がオススメ。
分散備蓄とは1カ所に備蓄品を保管しておくのではなく、
玄関・寝室・子供部屋・リビング・車や倉庫など、
家庭内の様々な場所に保管しておくことをいいます。
前回のコラムでも触れましたがお水の準備は忘れずに、
また人間は1日2~3Lの水分が必要と言われています。
それを人数分×1週間…かなりの量が必要です。
そしてお水とセットで準備していただきたいのがトイレ。
お水・トイレ・食べ物の備えについては話せば、
なが~くなってしまうので、次回のコラムで紹介させていただきますね。
ライフラインが使えなくなった時のことを考え、ガスコンロを準備しておくと災害時、
温かい飲み物やごはんを食べることができますし、お米を炊くことも可能。
懐中電灯やLEDライトの準備、乾電池も普段から少し多めに備えておくといいですよ。
値段は少し高いですがポータブル電源も備えておくといいですよ。
キャンプグッズが防災時に役立つと、耳にすることも多くなりましたがまさに、防災グッズとしても役立ちます。
生活用品(トイレットペーパーや生理用品など)は普段から少し多めに買い置きをしておくこと。
小さなお子さんがいるご家庭では粉ミルクやおむつは1つ余分にストックを。
おむつは1サイズ大きいものも合わせて準備しておくと
おむつが手に入らない状況になった際、安心です。
1サイズ大きいものも時期、使う時が来るので無駄になりません。
おしりふきは子どもに限らず体を拭いたり、汚れているものを
拭くこともできるのでこちらも多めにストックしておくといいですよ。
歯ブラシやマウスウォッシュ、水のいらないシャンプーや常備薬、
ゴミ袋などの衛生品も合わせて準備しておきましょう。
コロナ禍突入時、お店からモノがなくなったり在宅生活を余儀なくされる日々を経験しましたよね。
いざという時、買い物に行かなくても生活ができる環境を整えていた方もいらっしゃったかと
思いますのでそこにライフラインが止まった際に家庭内で生活が出来るものを
+で準備しておく…という感じでイメージするといいですよ。
乳幼児向け親子教室こまめハウス+ 石井けいこ
ベビーマッサージ、食育・知育教室など乳幼児向け親子教室講師として
レッスン&様々なイベントを通し年間200組以上の親子と楽しい時間を過ごしています♪
防災士として子育て世代、次世代を担う子供たちへ簡単に楽しく始められる防災についてもお伝えしています。
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