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集中力を高める子ども部屋は?~おうちで役立つ色彩心理学~

2023/05/11

こんにちは。清水さゆりです。

1回目と2回目のコラムは、「食卓・リビング・洗面所・寝室」で使える色の「心理的効果」をご紹介させていただきましたね。

今回は、子どもの健やかな成長をサポートする空間にさらにするために、「子ども部屋」で役立つ色選びのポイントをお伝えします。

身近にある「色」であなたも家族も、より快適に過ごせるヒントになれば嬉しいです。

 

「色」を変えるだけで体感「時間」が変わる! 

好奇心旺盛な子どもが、好きなことや勉強に集中して取り組める環境があれば、さらにぐんぐん成長してゆきますよね。

「大人の学び直し」で自分の可能性を広げたり、「読書」でスキルをインプットしたり、春から新たに好きなことを学び始めた方もいらっしゃるかと思います。

これからも勉強を続けていくためにも、長期的に役立つのが「色」の心理効果なのです。

前回のコラムで、色が変わるだけで「体感温度」が変わることをご紹介させていただきましたね。

実はさらに、「時間」の流れの感じ方にも変化があるのです。

青色の部屋と赤色の部屋では、「時間の感じ方が違う」と言う実験結果が報告されています。

同じ1時間でも、青色の部屋では1時間より短く感じ、赤色の部屋では1時間より長く感じる人が多いと言う実験結果なのです。

青色の落ち着かせる「鎮静効果」により、実際の時間よりも早く経過したように感じさせてくれます。

安定して集中したい時は、「青色」を意識して、おうちで取り入れてみましょう。