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「片づけたい!」なら、利き脳がヒントになる

2022/04/08

はじめまして。ライフオーガナイザーの高田舞子です。

「ライフオーガナイズ」という言葉を聞いたことはありますか?
ライフオーガナイズとは、ライフ(人生、暮らし)をオーガナイズ(仕組み化)する技術のこと。
片づけという空間の整理の前に、思考の整理を原点とした暮らしの仕組み化です。

今日から6回に分けて、暮らしを整えるポイントをお伝えしていきます。
片づけや断捨離そのものを目的にせず、「どんな暮らしがしたいか」「自分にとって何が大切か」そんな問いかけから始めてみましょう。

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第1回「片づけたい!」なら、利き脳がヒントになる

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片づけたいのにうまくいかない。
できない自分にも、片づけてくれない家族にも、イライラ…。
そんなことはありませんか?
片づけが進まない理由には、時間がない、スペースがない、こどもが小さい…
それぞれあると思いますが、自分の癖と片づけ方法が合っていないことも原因のひとつ。

 

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自分を知ることが最優先

今は検索すればすぐに解答が得られる超情報化時代。
SNSでは素敵な暮らしがあふれ、書店では片づけ本が無数に並んでいます。
情報はヒントにはなりますが、それよりも自分に合った方法を見つけることが大事。

 

利き脳がヒントになる

自分にあった片づけ方を見つけるうえで、
具体的な手法よりも先に重要なのが「自分を知る」こと。
そのヒントのひとつが「利き脳」です。
利き脳とは、利き手利き足があるように、無意識に使う脳タイプのこと。

 

利き脳チェック方法

さっそく自分の利き脳をチェックしてみましょう。

【指組み】

右親指が下:
右脳 ▶ 色やデザインなど全体を見る。感覚的、感情的、直感的に情報をとらえる。

左親指が下:
左脳 ▶ 文字や数字など細部も見る。論理的、分析的、段階的に情報をとらえる。

 

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【腕組み】

右腕が下:
右脳▶細かいルールは不得意、直感的でおおざっぱ、ワンアクション。

左腕が下:
左脳▶整列や仕組み化が好き、合理的で効率的、ルーティンが得意。

 

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指組みでわかるインプット(情報を得る=ものを探す)の優位脳と、
腕組みでわかるアウトプット(行動する=ものを元に戻す)の優位脳の
組み合わせで4タイプに分かれます。

 

右右脳 ▶ 感性に優れ、表現力豊か。計画が苦手な直感型。

右左脳 ▶ 見た目と実用性のバランス派。理想を実現に向け努力する完璧主義。

左左脳 ▶ 数字や文字情報が得意な慎重派。順番を重視、空間認知は苦手。

左右脳 ▶ 論理的に受け入れ、感覚で行動する。マイペースな変わり者。

 

皆さんの利き脳はどうでしたか?

ちなみにわたしは変わり者呼ばわりの左右脳です。
たしかに、理論的に慎重に考えるかと思いきや、
ビビッときたら急に行動して突如発進して驚かれることも多い。
“やる気スイッチ”がどこにあるのか自分でも謎です。

 

家族の得手不得手は違って当然!

脳の使い方で性格や行動の癖が出るから面白いですよね。
利き脳を知ると、
今まで苛立ちしかなかった家族に少しだけ理解の余地が出てきませんか。
ひとつ、ある家庭の例をあげてみます。 


(例)
塩と砂糖をおしゃれ容器に詰め替えているのは、ビジュアル重視の右左脳お母さん。
しかし、感覚派の右右脳お父さんはキッチンに立つ度に「塩はどっち」と聞いてくる。
「salt」「sugar」て書いてるやん!とお母さんは小さなストレスを日々感じていた。

 

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右左脳タイプは自分の好きな見た目に揃えることでテンションが上がるタイプ。
好みの容器に入れ替えるのは自分に合った方法です。
でも、右右脳タイプは文字認識が不得意。文字をわざわざ読みません!
しかも、英語となると頭文字はどちらもS…そりゃわかりません(笑)

ストレスに感じているのはどちらか一方だけではなく、相手も同じ。
片づけ方法やルールを押し付けるのではなく、家族の癖を知ることも大事だとわかります。

 

観察を習慣に

この例のように、片づけは「ものを戻す」ことだけでなく、生活全体の仕組み化。
そのために、自分と向き合うことが実は大事。

「イライラするのはなぜなのか?」「ストレスはどこから来るのか?」
その原因がわからないまま片づけを始めても、よいゴールにはたどり着けません。
片づいたように見えても、すぐにリバウンドしてしまいます

そして、「どんな暮らしがしたいのか?」「何が大事?」
の価値観や理想を今一度考えてみましょう。
たかが片づけでしょー!と思うかもしれませんが、
片づけは毎日のこと、しかも死ぬまで一生続きます。
自分の価値観を無視して進めると、うまくいきません。

きれいに片づけたいのか、早く片づけたいのか、家族にやってほしいのか。
ゴールが違えば手法も変わる。思考の整理こそ、片づけのスタートなのです。
まずは自分を知る一歩として、家族で利き脳を楽しくチェックしてみてくださいね。

 

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 ライフオーガナイザー/二級建築士  高田舞子

 ちょっとした工夫や変化で暮らしは楽になります。
自分を知ることから、暮らしを整えていきませんか。目指せ自宅愛好家!

 

ブログ:https://ameblo.jp/cotton-style
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