《+αで楽しく読み聞かせ! 》~パタパタちょうちょう~

春がすぐそこまでやってきていますね!
春は別れと出会いの季節でもあります。
このコラムも最終回となりました。
これまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

今回も読み聞かせのお話と手作り楽器をご紹介します。
手作り楽器は「パタパタちょうちょう」。
ちょうちょうがチリンチリンと鈴の音を鳴らしながら、春を運んできてくれそうです。

懐かしい絵本と再会した日のこと

お子さんが生まれて、おはなしや絵本と再会する方も多いのではないでしょうか。
大きくなるにつれて、おはなしや絵本から遠ざかってしまいがちです。

絵本を読んだり、読んでもらったりした子どもの頃の記憶。
実は、私ははっきりとは覚えていません。
ですが一冊だけ、記憶がよみがえってきた絵本がありました。
それは、かこさとしさんの「からすのパンやさん」。
長男の誕生日にプレゼントしてもらった絵本です。
その絵本を読み進めていくうちに、
子どもの頃のぼんやりとした懐かしい風景も思い浮かんできて、
心地のよい思い出で心が満たされていったのを覚えています。。

今、子どもたちに読み聞かせをしていても、
大きくなるにつれて忘れていくかもしれません。
ですが、子どもたちがいつか親になったとき、
ふとした瞬間に大好きだった絵本のことを思い出し、
そのときの心地よさがよみがえってくれるといいなと思います。

☆おうちで楽器づくり☆

今回は「パタパタちょうちょう」です!

<作り方>

洗濯バサミを開いたり閉じたりすると、
ちょうちょうの羽がパタパタと動き、鈴の音色が響きます。
お子さんと一緒に「ちょうちょう」を歌いながら、
羽をパタパタと動かして遊んでみてくださいね。

さて半年間、「+αで楽しく読み聞かせ」というテーマでコラムを書かせていただきました。
お子さんへ向けた読み聞かせのお話が中心でしたが、最後にもうひとつ。
大人になってせっかく絵本に再会できたのですから、
ご自分にも読み聞かせをしてあげませんか?
絵本は子どもだけのものではありません。
大人に向けた素敵な絵本もたくさんあります。
絵本やお気に入りの本を開いて、たまにはご自分にも読んであげてくださいね。

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sorairo

おはなし担当　仙波千穂

sorairoは、親子サークルや保育園などで、
おはなし会や音楽あそびなどを行う2人組ユニットです。
子どもたちと一緒に、パパママも心地のよい時間を過ごしてもらえればと思い、活動しています。

 Instagram : https://www.instagram.com/sorairo_ehon/