愛媛、松山、松前、住宅、住まい、家 | RNB住宅展示場 マサキデッキ

資料請求

アンケート

RNB住宅展について

最新チラシ

お問い合わせ

リンク

住まいに役立つ情報

住宅コラム

HOME > 住宅コラム

【天体観測】秋の星座たちを見つけよう!(10月編)

2017/10/16


秋は大陸の高気圧に覆われ冷たい空気が日本に入ってきます。
この時期の空気は透明度が良く、星を見るのに適しています。
ぜひ星空を見上げてみてください。

10月は秋の星座たちが東の空に見えます。
特に「カシオペヤ座」が見つけやすいので探してみましょう。


空が暗くなる午後7時から午後9時ころ、
北東の空にカシオペヤ座が見えます(11月は北の空に見えます)。

1等星はありませんが、2等星と3等星の計5つで「W」の形を作ります。
実際は「W」が縦になっているので
数字の「3」をイメージすると良いでしょう。

写真1-カシオペヤ

このカシオペヤ座を使い北極星を見つける方法が有名です。

カシオペヤ座の5つの星を上から1番、2番と数え
5番まで番号を付けます。
1番と2番を線で結び少し延ばします。

同じ要領で5番と4番を線で結び少し延ばします。
すると「交点」ができます。

その交点と3番の星を線で結びます。
交点と3番の星の長さを5倍延ばします。
そこに2等星の北極星が見つかります。

カシオペヤ座と北極星はこぶし2つほどの間隔です。


子どもの頃に見つけることができなかった皆さんは、
これを機会に探してみて下さい。


北極星の見つけ方

北極星と逆の方向に注目します。
3番と2番を線で結び、ほぼまっすぐ延ばします。
間隔はこぶし2つ分です。

そこに「秋の四辺形」が見つかります。
ほぼ正方形で見つけやすいため、秋の星座の目印として有名です。

Print

ところで秋の四辺形と一緒に写っている
矢印の天体がアンドロメダ大銀河です。

お手持ちの一眼レフカメラを使えば、
ある程度空が明るくても写ります。
写真の説明を確認して撮影に挑戦しませんか?

写真4-アンドロメダ銀河カメラレンズ
(一眼レフカメラ+50mmF2.8、 30秒露出、ISO感度1600、カメラを三脚に固定して撮影)


秋の四辺形にa,b,c,dとアルファベットを付けています。
b,cを結びその長さを3倍延ばすと
南の低空に「南のうお座の1等星・フォーマルハウト」
が見つかります。
秋の1等星はフォーマルハウトだけです。

Print

写真6-フォーマルハウト

秋の星を北から南まで旅をしました。
目印の星を覚えて星空で迷子にならないよう
お家の前から確かめてください。



<便利グッズ紹介>

やはり昔ながらの「星座早見盤」は揃えておきたいものです。
簡単なものは100円ショップで購入できます。

写真7-星座早見番

 

【RNBコラムニスト profile】
 久万高原天体観測館
学芸員 藤田 康英さん
天体観測館にてプラネタリウムや
観望会など色々な星に関する活動を行っています。

<リストに戻る

© 2014 RNB JYUTAKUTEN.

TOPへ