【写真】おうちと家族と写真のレシピ

おうちと家族と写真のレシピ
日々心が動いたその瞬間。

その感動をそのままに写し取れたら素敵ではないですか？
そんな写真のレシピをひとつ、ふたつ。

-撮る位置を移動して光源の方向を変えてみる-

きれいな青空を撮りたい

行楽に出かけたときに、青い空や、きれいな紅葉に感動したとき。 目で見たらとっても青い空なのに、カメラで撮ると白っぽくなってしまう… そんなときは太陽と自分（カメラ）の位置を少し変えることで解決することが多いです。 背景も色鮮やかに撮りたいというときには断然「順光」がおすすめです。 順光とは図のように太陽が自分の側被写体に対し、正面(カメラ側)から当たる光のことです。 順光では、被写体に直接光が当たるため、影が出にくく、くっきりと色鮮やかに撮れます。

 ——–レシピ——————————————————–

1) 順光に成る場所を探す
2) カメラを被写体に向けて構図を決める
3) 露出補正

もしも青空をもうちょっと出したいなぁ、というときには露出補正を「マイナス」にします。 カメラの自動明るさ調整機能は「平均的に明るさを整えよう」とするくせがあります。 順光では目に見える範囲が全体的に同じ明るさになりやすいので、明るさはオートで設定しても失敗しづらいと言えます。

ふんわりとやわらかい写真を撮りたい

ふんわりとした雰囲気や、ポジティブな雰囲気をもたせたい、透明感のある写真を撮りたい… そんな時の光選びは「逆光」がおすすめです。

逆光とは被写体の後ろ側から光が差し込むシチュエーションで、カメラは光に対して正対する格好になります。 晴れた日の屋外や、屋内の窓から光が差し込む場所などで撮ることができます。

——–レシピ——————————————————–

1) 逆光になる場所を探す
2 ) カメラを被写体に向けて構図を決める
3) 露出補正 より、光に包まれたようにふんわりとした写真にしたい場合は露出補正でプラスの方向に調節します。

カメラの自動明るさ調整機能は「平均的に明るさを整えよう」とするくせがあります。
そのため逆光では全体的に明るいとカメラが判断するので、自動的に明るさを調整する場合被写体が暗くなりがちです。
逆光時、そのようなシーンでは、「露出補正」を使って「マイナス」にすることでシルエットの印象的な写真にすることもできます。
逆に「露出補正」を「プラス」にすることで明るくポジティブなイメージや優しい雰囲気を醸し出すことができます。 「光の方向選び」と「露出補正」を使ってイメージ通り写真が撮れますように。

露出補正などについてはまたいつか、お話させてください。 今日の感動が、未来の自分に届きますように。