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はじめまして。
人生後半期に入り、自分のこれからを考えることが多くなった50代の水谷一美です。
私の人生、ポジションよりアクション。
常に自分のひらめきと衝動に突き動かされて、進んできた人生です。
そりゃあ、三歩進んで二歩下がることだってありました。
でもそれがあってこその、今。
ここで、6回に渡ってお伝えしたいこと、それは
【自分自身の3人のこども達はもちろん、私に関わってくれたたくさんのこどもたち、その保護者の方に伝え続けてきた、大切にしてほしいことです】
まず1回目は「選択する力」
こどもたちは、大人になるまでにたくさんの選択をすることになります。
私達大人もそうして大人になってきましたね。
”こどもたちが何かを決めるとき、皆さんはどこまで手を出しますか?”
”自分たちの経験から、こうした方がうまくいく大人脳を使っていませんか?”
親なら、大切なこどもが、傷付くところを見たくないですし、自分にできることなら何でもしてあげたいと思うのもわかります。
それって、成功したとてこども自身が手にした成功でしょうか。
失敗したときに、親のせいにすることもあります。
上手く行っても、いつか出会ったことのない選択に出会ったときに、自分で選ぶ力がなければ、ずっと自分の人生が歩めません。
私が3人の子育てで一番大切にしてきたのが「自分で決める」ということ。
厳しいことを言うようですが自分で決めたら、責任は自分です。年齢は関係ありません。
現在、26歳の長女はシンガーとして好きな歌を仕事にして生活をしています。
23歳の息子は、イラストレーター、アーティストとしての活動をしています。
17歳の末っ子は、高校入学のときに宣言した通りJKを楽しんでいます。
子育てや子どもに関わる仕事を約30年してきて言えることは、「こどもの夢って親ができないことのほうが、無限なんじゃないかな」ということです。
(口出ししようにもできないですから。)
正直危なっかしいこともたくさんありますが
そこは「こうきたか〜!」「その手があったか〜!」と日々楽しんでいます。
大人になって自分が選択するために、選択する力をどうやってつければよいのか。
それは、幼少期の遊びの中にたくさん散りばめられています。
遊びの中で、どうやって選択する力を身につけるのか、そちらは第2回のコラムでお伝えしていきます。
大人もこどもも 遊び心が人生の彩り。
楽しんでまいりましょ。
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水谷 一美(ひとみ)
松山市在住、幼稚園教諭から始まり、木のおもちゃ屋、キッズコーナーコーディネーター、講演「親子で遊んで育つオヤコジカン」、松山東雲女子大学講師、多機能学童保育広場すくっと(民間児童クラブ支援員)