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春のお茶時間と創作のひらめき

2025/04/15
はじめまして!こんにちは。
イラスト、アニメーション作家であり、小学生の女の子のおかあちゃんのミナティです。
愛媛県を拠点に女性向けのイラストやアートワークを手がけながら、日々の暮らしや純度の高い自分の在り方を大切に創作を続けています。
 
 
 
私の創作のテーマは
「すべての女性は女神である」
 
女性の美しさや強さ、またその神秘性や日々の輝きをすくい上げる様な作品を描きたい。この近年はそのように意識してこの世界を観察し感じたことを作品にしているわたしです。
 
また、絵を描くことだけではなく、暮らしの中で感性を高める事にも関心があり、アートとライフスタイルが心地よく結びつく暮らしを日々模索しています。
 
 
 
このコラムでは、そんな絵描きのわたしの視点と経験から「創造の余白」についてお話しできれば‥と思っています。「創造の余白」とは、心にゆとりを持ち、感性の閃きが自然に芽生える“すきま“のようなもの。慌ただしい日々の中に、そっと静けさと仲良くなる時間です。
 
毎日の暮らしの中でどのように感性を育み、インスピレーションを得るのかなどなど
創作と日常の《間》にある、小さな気づきや大切にしている習慣を私の気づきの視点から綴ってみようと思います♪
 
 
 
 
第1回目のテーマは
 
「春のお茶時間と創作のひらめき」
実は私、お茶とはちょっとしたご縁がありまして・・・・
 
 
『紅茶とわたしティーブレンダーminakumariさんとの出会い』
 
 
実は、わたし10年以上前に紅茶専門のお店で働いていた経験があります。
その当時、働きながら紅茶の美味しい淹れ方の知識を得たり、紅茶の産地やブレンドの奥深さを知るうちに、ひとつの香りや味わいが心を落ち着かせたり新しい発想を呼び起こすような‥そんな感覚に気づいたのです。
 
 
そしてもうひとつ、ティーブレンダーでありシンガーソングライターでシタール奏者でもあるminakumariさんのブレンドティのパッケージイラストを手がけたことです。
私は10年以上前に初めてライブで音楽を聴いた時から彼女のファンです。
 
インドのコルカタ・ディプラス紅茶専門学校で勉強されたminakumariさんのブレンドしたチャイは、彼女が創るシタールの音楽のように香りが重なりあい、この世界と共鳴し調和する。
そんな彼女のイメージを音楽と世界観をイラストに落とし込みました。
 
自分のイラストが紅茶のパッケージになった事は
とてもとても嬉しいものでした。
(このイラストはCDジャケットにも使用されています!よかったらチェックしてみてください)
 
 
 
紅茶やハーブティの様に香りや味わいをじっくり感じる時間は、創作前の「余白」になる。そんなことを思いながら、今日も一杯のお茶を淹れています。(サイコウに穏やかで心地いい気分♪)
 
 
 
 
 
『お茶を淹れることは、心を整えること』
 
 
 
茶葉を計り、お湯を沸かし、ポットに注ぐ‥。
じんわりと葉が開いていく様子を眺める時間は、創作に入る前の心を整える時間でもあります。
 
 
日本の茶湯文化では「間(ま)」を大切にする考えがあります。
ただお茶を飲むだけではなく淹れる所作や待つ時間そのものが、心を鎮め、感覚を研ぎ澄ませる行為のように感じています。
 
 
 
私にとってお茶の時間は「間」をつくること。
制作に向かう前に、ひと呼吸置く大切な儀式の様なものです。
 
 
また、お茶は《飲むもの》でありながら、私にとっては《描くもの》でもあります。
アナログ作品の制作では紅茶を画材にして使って描いています。
(画材に使ってる紅茶は以前働いていたお店の大好きな茶葉を使っています♡)
 
 
独特の柔らかい色合いと、茶葉のにじみが生み出す偶然の模様。
そのひとつひとつが、手を動かす中で新しいインスピレーションを与えてくれるのです。
 
 
『五感をひらく春のお茶時間 』
 
お茶には五感を刺激する要素がたくさんあります。
湯気から立ち上る茶葉の香り、舌に広がる渋みや甘み、カップの手触り。。。
これらをじっくり味わうことで、日常の何気ない瞬間にも、新しい発見が生まれる気がしています。
 
春は茶葉が芽吹く季節!
例えば柔らかな春摘の新茶、フレッシュなハーブティーなど、春らしいお茶を選ぶことでより季節を感じることができます。
 
一時期ハマった台湾烏龍茶
(茶器はミニマルでかわいいよ)
 
創作に向かう前のひとときとして、心の余白の儀式としてお茶の時間はおすすめです。
 
 
『創造の余白を持つということ』
 
創作において、すぐに何かを生み出そうとするのではなく、「余白」を意識することが大切だと感じています。スマートフォンやPCに囲まれた現代では、次々と情報が流れ込み、何かを《インプット》することばかりに目が行きがちです。
でも、創造的な閃きは《間》や《余白》から生まれてくる様な気がします。
 
お茶を淹れる時間、お茶を味わう時間は、そうした余白を持つための小さな習慣。
ただ飲むだけでなく、香りを感じ、ゆっくりと味わいながらじぶんそれそのものの在り方を中庸にし、思考を熟考させていく時間を大切にしたい。
 
 
 
『日々の暮らしに余白を。』
 
「創造の余白」とは、特別なことではなく、日々の小さな習慣の中にあるもの。
お茶を淹れること、花を生けること、ゆっくりと深呼吸すること。。。
そうした丁寧な時間の積み重ねがインスピレーションを生む土壌になっていく。
 
創造の余白ってこういうことなんです。
 
このコラム執筆を通して、私自身の創作の視点や暮らしの中で大切にしていることをお伝えできればと思います。
 
次回もまた、「創造の余白」について一緒に考えていけたら嬉しいです。
 
ではでは、半年間よろしくお願いいたします。

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