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【住宅コラム・エクステリア】~駐車スペース~

2015/05/25

新緑がきれいな季節になりました。
今年最初の台風は早くもやってきましたが、青々とした緑の葉っぱに雨水がぽたんと落ちる風景は静かで情緒あふれるもので気持ちを爽やかにしてくれます。
緑だけでなく、庭のエゴノキにもかわいい花が咲き、花壇ではアジサイのつぼみがふくらみ始めています。

今回は駐車スペースについてお話させていただきます。

カーポートタイプ駐車スペースのポイントはふたつ。
ひとつは車を安全に出し入れできること。
車のサイズ+乗り降りや荷物の出し入れができることが最低限必要ですが、楽に車の出し入れができるようさらに余裕を見ておくことが必要です。
一般的に一戸建て住宅で1台の駐車に最低必要なスペースは、小型自動車の場合に長さ5.0m×幅2.6m、同様に軽自動車なら4.0m×2.2m、普通自動車(大型)なら5.9m×2.9mとされています。
これは前面道路に対して直角方向に駐車する場合ですから、接道によってはもっとスペースを確保しないと安全には出し入れできないことも。
せっかく素敵なエクステリアを造っても、大切な愛車を傷付けたり、フェンスや花壇を壊したりしてはショックですよね。
そうならないためにも駐車計画はよくシュミレーションしましょう。


もうひとつはデザイン性と安全防犯性。
各家庭の所有車台数は1~2台が一般的です。
さらに自転車やバイクを合わせて考えると、家族の人数×乗り物台数=所有台数になりますので、当然、駐車スペースの広さも所有台数が多いほど大きくなり、目につく印象もその分強くなります。

ガレージタイプ駐車スペースのスタイルには大きく分けて3タイプあります。
1つめはガレージタイプ。
車を雨風から守るだけでなく、防犯面も兼ね備えているので、安心して駐車できます。
また、建物と一体化したビルトインガレージだと景観も素敵になり、一層、愛車の魅力が引き立ちますね。
2つめはカーポートタイプ。
ガレージほど重厚感なく車を雨風から守ることができ、車の出し入れもしやすいのが特徴です。
玄関までの距離を縮めることで、車から室内までの移動や荷物の出し入れを雨に濡れずにしやすくすることもできます。
また、愛車よりも大きいサイズのカーポートを選ぶことで、自転車やバイクを駐車することもでき、近年人気が高いタイプですね。
3つめはオープンタイプ。
車庫という区切りを造らず、庭の一部として駐車スペースを設けるタイプで、解放的で広々とした空間を演出できます。
また建造物がない分、将来の使い道が変更しやすいので、所有台数が増える、カーポートを設置する、増築するなどといったリフォームを見越してオープンにされることも多いですね。

オープンタイプそれぞれ生活スタイルによってタイプが決まりますが、ただ駐車するだけの場所になっては、せっかくの住まいの魅力が半減してしまうことも。
そこで、工夫するポイントになるのが素材や足元のデザインなどです。
カーポートなどはアーチ型やスタイリッシュなデザインのものまで幅広く、色も豊富です。
足元は耐久性の高いコンクリートや洗い出しで仕上げることが多いですが、ひび割れ防止のために目地を入れることが重要です。
その目地にタマリュウなどの植栽を入れたり、化粧砂利を敷いたりすることで殺風景になりがちな駐車スペースに表情が生まれます。
現状では設置しなくても、ゆくゆくはカーポートを…という場合は、カーポートの足元だけを土のままにするか砂利敷きにしておけば、将来設置しやすいですし、無駄な出費を抑えることができ経済的です。

ただ駐車するだけに限定しない、幅広い使い道ができるスペースにもなりますので、車導線と合わせて、住まいのスタイルに合わせた駐車スペース計画をぜひ意識してみてはいかがでしょうか。

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