愛媛、松山、松前、住宅、住まい、家 | RNB住宅展示場 マサキデッキ

資料請求

アンケート

RNB住宅展について

最新チラシ

お問い合わせ

リンク

住まいに役立つ情報

住宅コラム

HOME > 住宅コラム

『同期』という、若い日の“証人”

2025/09/24

こんにちは、ライフコーチの山内陽子です。

先日、オンワード樫山・広島支店で新卒をともに過ごした同期と、広島・宮島へ小さな旅に出ました。

あの頃よく乗った広島行きのフェリーに、今回また乗船してあの頃の記憶が蘇りました。

38年前、片道は1,800円。

当時の私には決して安くない額でした。

甲板の風に当たりながら新しく始まる日々にドキドキしたり、実家での休暇を終えて「また頑張ろう」と胸の奥で小さく拳を握っていました。

いま同じ航路に立てば5,800円。数字は三倍以上に膨らみ、景色も街も変わりました。

それでも、いちばん変わったのはフェリーの上の私の感情です。 かつての緊張や焦りは、いまでは不思議と感謝と静けさに置き換わっている。

潮の匂いは同じなのに、身体のどこに沁みていくのかが違うのだと気づきました。

画像1

宮島で並んで歩く同期は、笑い合いながらも、ときどき若い日の私を指さすように思い出を差し出してくれます。

同期って、時間をまたいで“若い日の自分”を証人として覚えていてくれる存在なんですよね。

配属初日の緊張、閉店後の倉庫での励まし合い、悔し涙を流しながらの値札付け。

本人以上に覚えている人がいてくれるから、いまの私ももう一度やさしく立て直せる。


この連載でお届けしてきたのは、そんな自分を支え直すための、小さな舞台装置でした。

朝の光で「はじまり」の合図を送り、夜は「ありがとう」を三つ書いて眠る。

家の片隅の椅子に腰を下ろして、三分だけ呼吸を思い出す。

ときどきAIに下ごしらえを任せ、頭と時間に隙間をつくって、そこに深呼吸や家族の笑顔を置いていく。

——家は、意識をやさしく導く器だと、改めて感じています。


フェリーの窓に映るいまの横顔は、昔より少し柔らかい。 若い日の私に手紙を書くなら、こう伝えます。

 

「大丈夫。あなたが毎日決めてきた小さな一つ一つは、ちゃんと未来のあなたにつながっているから」と。

 


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

もし、次の一歩を考えているなら、あなたの“原点”が呼吸しやすい場所に、あなたの“”がよろこぶ家を。

そして、光の入り方や声の響き方を、ぜひRNB住宅展マサキデッキで確かめてみてください。

住まいが整うと、意識もまた、静かに前へ進んでいきます
また,どこかの季節で。

今日のあなたに、やわらかな追い風が吹きますように。

画像2

 

<リストに戻る

© 2014 RNB JYUTAKUTEN.

TOPへ