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あっという間に今回で最後のコラムとなりました。
今までのコラム内で、防災カードの作り方やご家庭の備え、ハザードマップの確認など
お伝えしてきましたが今すぐには難しい…と思われた方も多いかと思います。
いきなり『防災の準備をして!』と言わると負担に感じてしまうと思うので
今回は今日からでもはじめられる生活で役立つ防災の備えについてお伝えします。
\お子さまに伝えてほしいこと!!/
学校や出先での帰り、トイレに行きたい…と思っていても帰ってからお家で行こう!!
と思って帰宅する方は子どもに限らず大人の方も多いかと思います。
でももし帰り道で災害が発生したら?
エレベーターにもし閉じ込められてしまったら?!
ずっとトイレを我慢しなくちゃいけません。
行きたい!と思った時にすぐトイレが見つかるとは限りませんが
普段の生活の中でトイレに行きたいと思った時は行けるタイミングで行っておくことを習慣付けておきましょう。
我が子たちも帰って「トイレ!トイレ!」と駆け込む姿を度々目にします…。
放課後やお休みの日、子どもだけで遊びに行くことも年齢が上がるにつれて増えてきます。
子どもだけの世界ができるのは成長過程においては良いことですが、まだまだ親の目が必要です。
思春期を迎えると難しい場面が増えてくることもありますが、
できる限り子どもだけで外出する際は『どこで』『誰と』会っているか、
遊ぶのかを伝えてから出かけることを習慣付けておきましょう。
今はスマホでやり取りするご家庭も増えてきていると思うのでメッセージを送ってもらうだけでも安心です。
\大人の方ができる今日からはじめる防災/
ある程度、ガソリンが減ってから給油される方が多いかと思いますが
防災のことを考えるとガソリンが半分を切ったら給油することをオススメします。
ガソリンが入っていれば移動もできますし、車中泊も可能。ラジオで情報を収集したり、スマホの充電もできます。
過去の災害発生後、ガソリンスタンドに大行列ができなかなかガソリンが給油できなかった事案がありますので
日頃からガソリンをこまめにいれる習慣を。
スマホの充電もある程度、減ってからされる方が多いかと思いますが現在、連絡手段も情報ツールもほとんどがスマホからの時代。
電池残量は多めにしておくことで災害発生後、情報を得たり
停電になると充電もできなくなるのでモバイルバッテリーも合わせて携帯しておくといざという時にも安心です。
現在様々なお天気・防災アプリがあります。
各自治体がリリースしている防災アプリもたくさんあるのであなたに合った、
必要とする情報が収集できるアプリを事前に取り揃えスマホを最強の防災アイテムにカスタムしておきましょう。
ラジオアプリも入れておくと、機器がなくても聞くことができます。
必要な情報を得るためにもスマホは常に使用できる状態にしておくことも忘れずに。
物が多かったり部屋が片付いていないと大地震の際は物が散乱し移動が困難になることも。
胸より高い高さにあるモノは飛んでくる…と考えておいて下さい。
素敵に飾っているインテリアも凶器に代わってしまう可能性があるので家具の固定と合わせて
落下してくる可能性のあるものはないか、確認し配置を変えたり、お片付けをしましょう。
窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておくのも防災対策になりますし、
窓ガラスの近くで寝ている方は寝る場所の位置を見直しましょう。
ただ『防災』に囚われすぎるとしんどくなったり生活感がないお部屋になるのも寂しいので、
気持ちよく生活ができ、導線の妨げにならないようモノを置いたり片付けをする、
お気に入りのインテリア雑貨や飾っている写真は危なくない場所に移動して飾っておくなど
工夫しながらおうちの中過ごしやすい安心安全な空間に。
せっかく備蓄をしていても部屋が散乱し取り出せないとなれば元も子もありません。
そのためにもお部屋の片づけは大切な防災対策。
分散備蓄をしとおくのも物が取り出せなくなった時の対策になりますので今までのコラムを参考にしながら備えて下さいね。
お子さんにも遊んだあとはお片付け、お部屋をきれいにしておく習慣を身につけさせておくといいですよ。
\不安な気持ちを1つでも減らすために平時の時にできる備えや対策を少しずつでもしていきましょう/
各家庭、各々で必要な物は備えておいたほうがいい物は違います。
「これはないと困る!」「この商品が使えないと大変!」あなたや家族にとってなくては困ると思う物は予め準備をしておきましょう。
ちなみに私は防災リュックの中に、普段使っている基礎化粧品のフルセットを備えています。
通常サイズの新品を入れているので(劣化を防ぐため)まぁまぁな重さに量ですが、
使い慣れている洗顔や化粧水じゃないと肌荒れを引き起こす可能性が高いので
災害後の生活でのストレスを1つでも減らすためにもなくてはならない必需品。
その人にとっての安心材料になるなら多少荷物になっても準備しておくことも大切なこと。
化粧品も新しい商品が届いたら防災リュックの中のものと入れ替えてローリングストックしています。
これまで全6回を通して防災についてお話ししてきましたが、
私がお話したことが役立たないこと(災害が起こらないこと)が1番の願いではありますが、
もしもの時に少しでも迷うことなく行動に移し、
備蓄をしておくことでライフラインが止まった時に困ることなく生活が出来、お伝えしたことが少しでも役立てれば幸いです。
防災に関することは日常生活でも役立つことがあるので是非、生活の中に上手に取り込みながら
自然と知らぬ間に防災対策や備えができている環境になっていれば嬉しいです。
もしも…その時が来たらまずは自分の命を守る行動を取り、そして大切な人を守れる環境を作って下さいね。
あなたの防災が誰かを助ける防災に繋がりますよ。
最後にこまめハウス+のHPにて防災カードがダウンロードできますのでもしよければこちらもご活用下さい。
子育て世代の防災について – 愛媛県松山市ベビーマッサージ・ベビーヨガ・食育・離乳食&幼児食・マタニティ親子教室女性専用リラクゼーションサロン (komamehouse.com)
乳幼児向け親子教室こまめハウス+ 石井けいこ
ベビーマッサージ、食育・知育教室など乳幼児向け親子教室講師として
レッスン&様々なイベントを通し年間200組以上の親子と楽しい時間を過ごしています♪
防災士として子育て世代、次世代を担う子供たちへ簡単に楽しく始められる防災についてもお伝えしています。
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