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\あなたのおうちはどんなおうち?/
さてみなさんはどのようなタイプの住宅に住んでいますか?
戸建て・アパート・団地・低層or高層マンション、『住宅』と言っても様々ですよね。
築年数はどれくらい?木造住宅?鉄筋住宅?
玄関は1階?2階?エレベーターを使用して自宅に帰りますか?
また住んでいる場所の近くに何がありますか?
海側?山側?近くに河川があったり、住宅街だったり戸建て一つとっても様々です。
今回は住んでいる場所や住居に合わせた防災対策についてお話しをしようと思います。
\おうちで安心して生活ができる準備をしておこう/
過去の災害時、避難所を利用した方は3割程度と言われており7割近い方が在宅避難をしています。
避難所での生活は不便を要することも多いので自宅で生活が出来るのであれば多少の不便はあってもプライバシーや周りを気にすることなく生活が出来るので出来れば自宅で過ごしたいですよね。
最近の住宅は耐震強度もしっかりしているので在宅しているほうが安全。とも言われていたり、また災害発生後、建物の倒壊の恐れがない限り、在宅避難してほしいという方針に東日本大震災以降変わってきたので自宅で安心した生活ができるよう備えておく必要があります。
\家具の固定や備蓄品のチェックを今一度してみよう/
災害時、高層階に住まわれている場合、エレベーターが使えない状況になると下に降りることも難しく、また在宅での避難生活に向け物資を持って帰るにしても重いお水や荷物を抱え、自宅まで帰ることは大変な労力になるので普段からお水や生活用品の備蓄をしておくことをオススメします。
低層階、高層階共に家具の固定をしておく必要はありますが特に高層階にお住まいの方は大きな地震が発生した際、高層ビルでは大きな揺れを襲う「長周期地震動」という現象が発生するとゆっくりとした大きな揺れが長時間続くので、今一度、家具の固定や頭上に落ちる物を置いたり飾ったりしていないかチェックしてみて下さい。
インテリアとして壁掛け棚に植物や写真などを置いている方も多いかと思いますが、地震が発生した際、落ちてくる可能性が高いものはなるべく置かないようにしておくこと、もしくはしっかりと固定をしておきましょうね。
割れる可能性の高いものは、頭上に飾ったり置いておかないようにしましょう。
胸より高いものは飛んでくる…と思っておくといいですよ。
電子レンジやTVなどの家電も地震が発生した際は飛んでくる可能性が高いので転倒防止マットやジェルマットを敷いて落下防止を防ぎます。
また自然災害と言っても様々。
山側にお住まいの方で土砂災害の危険性があったり、海側にお住まいの方は津波が発生する可能性が生じた場合、在宅避難は出来ないので避難所での生活を想定した備えをしておく必要があります。
災害発生後、避難場所へ移動する可能性が高い方は非常持ち出し袋を準備しておきましょう。
自宅から避難する場合は家族で避難する可能性が高いので家族分の非常持ち出し袋をすぐ取り出せる場所に普段から置いておき、定期的に中身の確認や入れ替えを行います。
『備蓄』『非常持ち出し袋』と一言で言っても何を準備しておけばいいの?と思われている方も多くいらっしゃると思うので次回コラムで備蓄グッズや防災リュックの中身についてお話ししますね。
\ハザードマップを確認しておこう/
ハザードマップとは、災害種別に危険箇所や災害時の避難場所などを地図上にまとめたものです。
お住まいの地域別にエリアも細かく分けて作られたハザードマップを作成してる自治体もあり、松山市に関しては今年全面リニューアルされ全戸配布しています。
自宅周辺の災害リスクが確認出来るので、チェックしてみて下さいね。
自宅に限らず、仕事先や子供たちが通っている学校のエリアのハザードマップも合わせて確認してみて下さい。
現在、不動産契約をする際、建物が存在する地域が、造成宅地防災区域・土砂災害警戒区域、津波災害警戒区域であるかどうかの説明が義務付けられているので、契約時に自分が住む場所がどのようなエリアなのかを把握した上で防災対策をしておくのもいいですよ。
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乳幼児向け親子教室こまめハウス+ 石井けいこ
ベビーマッサージ、食育・知育教室など乳幼児向け親子教室講師として
レッスン&様々なイベントを通し年間200組以上の親子と楽しい時間を過ごしています♪
防災士として子育て世代、次世代を担う子供たちへ簡単に楽しく始められる防災についてもお伝えしています。
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